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『40歳の童貞男』スティーヴ・カレル、地球終末をコミカルに描く新作映画の現場で人類滅亡に向けてしたことは?

『40歳の童貞男』スティーヴ・カレル、地球終末をコミカルに描く新作映画の現場で人類滅亡に向けてしたことは?
映画『エンド・オブ・ザ・ワールド』に出演したスティーヴ・カレル - Jeffrey Ufberg / WireImage / Getty Images

 アメリカの人気テレビシリーズ「ザ・オフィス」や映画『40歳の童貞男』などでおなじみの人気俳優スティーヴ・カレルが、新作『エンド・オブ・ザ・ワールド』についてSkypeのインタビューで語った。

 同作は、小惑星の接近で地球滅亡まで残り数週間となる中、保険セールスマンのドッジ(スティーヴ・カレル)は、不貞した妻が去った後に、隣人の自由奔放な女性ペニー(キーラ・ナイトレイ)から、彼女のもとに間違って送られたきたドッジの昔の恋人の手紙を渡される。残り数週間の命、ドッジはボーイフレンドと別れたばかりのペニーを道連れに、その手紙を頼りに真の愛を探る旅に出ていく。監督は、映画『キミに逢えたら!』(日本未公開)のローリーン・スカファリアがメガホンを取っている。

 コメディー調の地球終末を描いた異色の脚本について「脚本は一風変わっていて、面白くて、さらに真の優しさが描かれている内容で、しばらく頭から離れなかった。特に、ドッジとペニーが車でドライブ中に、ヤードセール(自宅の庭で行う不要品販売)を通り過ぎるシーンがあるが、残り2、3週間で地球滅亡なのに、ヤードセールをして、人々が物を買ったりしている姿を考えたときに、すごく人間的な感じがして、それが脳裏に焼き付いたんだ。それと、この脚本を執筆したローリーン監督は、ダークさと陽気さの両方の要素を持ち合わせていて、それも素晴らしいと思った」と述べた。

 マヤ文明の人類滅亡の予言について(このインタビューは、終末の日とされた12月21日より半年前に行った)「実際にセットに居た人たちの中にも、マヤ文明の予言を信じている連中も居て、この映画の内容自体が彼らを怖がらせ、中には悪い予感がすると言っている人も居た。僕はそういったことは一切感じないし、信じない。もし仮にそうなったとしても、一体何ができるんだ?と思ってしまう。なぜなら、残りの人生を楽しんで生きるしかないと思っているからだ。そしてこの映画は、ある意味そんな生き方を表現しているんだ」と語った。

 父親役のマーティン・シーンとの共演について「彼がセットに現れたときは、セットに居た誰もが(彼の存在に)多少怯え、ドキドキしていたが、すぐに彼は僕らを安心させてくれたり、自分自身の短所なども教えてくれて、打ち解けることができた。ただ、僕らにはそれほどリハーサルをしている時間が今回はなかったんだ。それでも、彼と対峙(たいじ)して演技することで、最初のテイクから普段の自分よりもましな演技ができたと思う」と明かした。

 映画は、地球滅亡を前にしても、押し付けがましい説教や下手に同情を誘うシーンがなく、これまでとはひと味違った、よりアプローチしやすい世界の終末を描いた映画になっている。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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