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アカデミー賞候補『ゼロ・ダーク・サーティ』の拷問シーン抗議運動にマーティン・シーンら賛同

アカデミー賞候補『ゼロ・ダーク・サーティ』の拷問シーン抗議運動にマーティン・シーンら賛同
『ゼロ・ダーク・サーティ』の拷問シーンへの抗議運動に参加 - マーティン・シーン - Mike Guastella / WireImage.com / MediaVast Japan

 オサマ・ビンラディンの捕獲作戦の裏側を描き、アカデミー賞作品賞ほかオスカー5部門にノミネートされている映画『ゼロ・ダーク・サーティ』で描かれる拷問シーンに対する抗議運動に、マーティン・シーンやエドワード・アズナーらも賛意を示しているとThe Hollywood Reporterが伝えた。

 米映画芸術科学アカデミー協会のメンバーの一人である俳優のデヴィッド・クレノンが、反拷問を訴える団体や米国自由人権協会などを集めた連合組合のリーダーたちがLAで催した会合にて、「『ゼロ・ダーク・サーティ』は、アメリカの対テロ戦争において、拷問という犯罪行為を合法的手段として容認する考えを普及させる作品に他ならない。良心に基づき、わたしは『ゼロ・ダーク・サーティ』には、作品賞、脚本賞、主演女優賞を含めたいずれのカテゴリーにも投票しない」という声明を発表。

 他のアカデミー協会のメンバーにも、『ゼロ・ダーク・サーティ』に投票しないキャンペーン文書への署名を募ったところ、シーンやアズナーらも抗議運動に賛同を示したという。プレスリリースの中でアズナーは、「映画界における最も聡明(そうめい)な女性監督の一人が、体制の一部となる危険に脅かされている」とコメントしている。

 これに対し、製作会社ソニーピクチャーズの共同会長エイミー・パスカルは、「『ゼロ・ダーク・サーティ』は、拷問を擁護した映画ではありません。実際に起こったその事実を描かないことは、責任と正確さを欠くことになります。われわれはキャスリン・ビグローとマーク・ボールを完全に擁護し、この素晴らしい映画を支援します。アカデミーの責任あるメンバーが、協会の投票権を、自分たちの政治ポリシーを訴える手段に利用していることに、憤りを感じます」とビグロー監督と脚本家のボールを擁護するコメントを発表している。(鯨岡孝子)


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