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業界初!劇場内に「無料相談室」を設置!宇都宮健児弁護士が相談役

業界初!劇場内に「無料相談室」を設置!宇都宮健児弁護士が相談役
来場者の相談に真摯(しんし)に応える宇都宮健児弁護士

 20日、映画『よりよき人生』の公開を記念して、上映館・新宿武蔵野館の劇場内に1日限定で「なんでも生活無料相談室」が設置された。ロビーに特別の相談ブースを設け、実際の弁護士が生活全般にわたるトラブルにアドバイスしてくれるというもの。この映画業界初の試みに協力した宇都宮健児弁護士が、多重債務に陥らないためのキーポイントを語った。

 『倦怠』や『ロベルト・スッコ』で注目されたフランスの俊英セドリック・カーン監督がメガホンを取った本作は、多重債務や結婚、人種問題などの生活上のトラブルがテーマ。シェフとして自分のレストランを持ちたいと望んだ主人公が夢破れ、陥った金銭トラブルから再起する姿を描く。この日、無料相談に応じた宇都宮弁護士は、1970年代から消費者金融と多重債務、貧困問題に関わり、法的支援を行なってきた、この問題のいわば第一人者だ。

 映画を観た宇都宮弁護士は、日仏では多少事情が異なるものの、多重債務や貧困から脱するカギは、しっかり映画の中に描かれていたと明言。「主人公のヤンには、望んだ形ではないかもしれないが、結果として新しい家族ができた。彼のそばにいた少年がポイントになったんです。貧困や自殺の問題を抱える人の多くは社会的、人間的に孤立して、家族、友人など、頼る人がまわりにいないことが多い」と説明する。

 年越し派遣村名誉村長に着任した際にも、貧困は経済面だけでなく人間関係の貧困と強くリンクすると実感したという宇都宮弁護士。「頼ったり、頼られたり。そういう関係が人に何かしようという気持ちにさせるんです。だから弁護士にも相談してほしいし、こちらもそういう情報を伝えていかないと」とこの日、無料相談に至った経緯にも言及した。

 特別設置された「なんでも生活無料相談室」は、宇都宮弁護士を含む計2名の弁護士が3時間にわたって相談を受け付ける。限定12名の相談者の枠は、すぐに予約者でいっぱいになっていた。(取材・文:岸田智)

映画『よりよき人生』は新宿武蔵野館ほかで公開中


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