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タランティーノ最新作は“東京生まれ”

タランティーノ最新作は“東京生まれ”
一番好きな西部劇映画も明かしたクエンティン・タランティーノ監督 - 写真:金井堯子

 ジェイミー・フォックス、レオナルド・ディカプリオら豪華な顔ぶれが集結した最新作『ジャンゴ 繋がれざる者』を引っ提げ先日来日したクエンティン・タランティーノ監督が、アイデア誕生の瞬間や好きな西部劇について語った。

 黒人の奴隷が賞金稼ぎに転身するというストーリーが独創的で秀逸だが、このアイデアはなんと東京で生まれたのだという。「前作『イングロリアス・バスターズ』のプロモーションで来日したとき、オフの日に西部劇映画のサントラを山ほど買い込んでね。ホテルに戻ってその中の一枚を聴いていたとき、突然『ジャンゴ』の最初のシーンが頭に浮かんだんだ」。

 そしてタランティーノ監督は、すぐにホテルのメモ用紙にストーリーを書き始めたという。「後で読み返して、『最高のオープニングじゃないか。次回作はこれだ!』って心に決めた。こんなに早く、次の作品のアイデアを思い付いたことはなかったよ」と告白した。

 奴隷から賞金稼ぎになり、ドイツ人賞金稼ぎのシュルツ(クリストフ・ヴァルツ)と組んで、極悪な農園主キャンディ(ディカプリオ)に捕らわれている妻の救出をもくろむ主人公ジャンゴを演じるのが『Ray/レイ』のジェイミー・フォックスだ。

 「ジェイミーが脚本をすごく気に入ってくれて、彼と会ったんだ。すぐに『ジェイミーがジャンゴだ!』って確信したよ。彼は本物のカウボーイだからね。テキサス出身で馬も飼っている。この映画には彼の愛馬が登場するんだ(笑)」。ジェイミー・フォックスのリアルなカウボーイぶりと、観る者の度肝を抜く派手な衣装も本作の見どころの一つ。

 西部劇をこよなく愛するタランティーノ監督だが、このジャンルにのめり込むきっかけとなった作品は何なのか。「一番好きな西部劇は『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』なんだけど、最初にハマった西部劇ではないんだよね。初めて観た西部劇は2本立てだったけど、タイトルは覚えていない。まだ小さかったから(笑)」と幼少時から映画館に通っていたその早熟ぶりを披露。

 子どもの頃に観て大好きになった他の西部劇は「『明日に向って撃て!』と『怒りの荒野』、あと『馬と呼ばれた男』だね」と笑顔を見せた。タランティーノ監督の西部劇への情熱と愛情が詰まった痛快娯楽大作『ジャンゴ 繋がれざる者』を観て、新たに西部劇にハマる人が急増するかもしれない。(取材・文:小林真里)

映画『ジャンゴ 繋がれざる者』は3月1日より丸の内ピカデリーほか全国公開


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