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中村蒼、「東京難民」でR指定映画に挑戦!『半落ち』佐々部清がメガホン!

中村蒼、「東京難民」でR指定映画に挑戦!『半落ち』佐々部清がメガホン!
中村蒼、大塚千弘、青柳翔、山本美月、中尾明慶、金子ノブアキ、井上順らと共演! - (C) 2013『東京難民』製作委員会

 福澤徹三の小説「東京難民」が映画化され、中村蒼がR指定映画に挑戦することが明らかになった。本作でメガホンを取るのは、映画『半落ち』『ツレがうつになりまして。』の佐々部清監督。「(原作を)読了した時点でR指定の映画に初挑戦しようと思いました」と意気込みを語っている。

 本作で中村が演じるのは、学費の未払いを理由に大学を除籍され、同時に生活費を支払ってくれていた父親との連絡も途絶えてしまい、突然「東京難民」へと転落してしまう大学生・時枝修。ネットカフェでバイトを探し食いつないでいた修は、やがてホストとしての成功を目指すようになる。そんな格差社会の底辺に生きる修を、中村はバイオレンスや際どいエロスにも果敢に挑戦して演じたという。

 脚本を務めたのは、『あなたへ』で市古聖智が遺した原案を再構築し注目された青島武。「誰がいつ“難民”になってもおかしくない。だが、一畳ほどの空間で身を屈めて眠る彼らの姿は見ようとしなければ見えない。この映画の主人公は滑稽なほど簡単に“難民”へと転がり落ちる。自らが見えないモノになって初めて見えてくるモノ。そこに明日へと繋がる希望があって欲しいと願いながらシナリオを書いた」という青島は、本作で4作目のタッグとなる佐々部監督に、自ら企画を持ち込んだ。

 そして佐々部監督は、自らも「東京難民」になろうと新宿の1DKで一人生活。映画を撮り上げたという。本作の撮影は精神的にも体力的にも大変だったと明かす中村は、「今の日本には、1日を過ごすのも大変な人たちがいます。僕はこの作品をしてその事実を知りました。この映画を観て僕がいつそうなってもおかしくないし、他人事には思えませんでした。だから良いことばかりじゃなくこういう人たちもいるんだということを皆さんに知ってほしいです」と本作に込めた思いを語っている。

 そのほか本作には、ホストとなった修に貢ぎ、次第に自らも転落していく看護士・北条茜役で大塚千弘、先輩ホスト・順也役で劇団EXILEの青柳翔、常連客・瑠衣役で山本美月が出演。また、中尾明慶、金子ノブアキ、井上順もキャストに名を連ねる。佐々部監督の新境地に注目したい。(編集部・島村幸恵)

映画『東京難民』は2013年公開予定


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