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『桐島』&『モテキ』の二大監督が鬼才ミシェル・ゴンドリーをメッタ斬り?

『桐島』&『モテキ』の二大監督が鬼才ミシェル・ゴンドリーをメッタ斬り?
『桐島』吉田大八監督&『モテキ』大根仁監督

 9日、ミシェル・ゴンドリー監督最新作『ウィ・アンド・アイ』の公開記念トークイベント第二弾がシアター・イメージフォーラムで行なわれ、『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督と『モテキ』の大根仁監督が登壇。日本に一大旋風を巻き起こした青春映画の両雄が、鬼才ゴンドリー監督の演出法をあらゆる角度から語り尽くした。

 ゴンドリー監督の作品をほぼ観ているという大根は、本作について「今回は予備知識なしで観たんですが一筋縄ではいかない映画。なんか変な感じでしたね(笑)。彼の真意がつかめなかったのでもう一度観たい」とやや混乱している模様。一方の吉田は「気持ちとアクションがつながらない場面もあったが、すごくダイナミックな映画でしたね。でも、あんなバスには絶対乗りたくない(笑)」と感想を語った。

 また、ゴンドリーが自分の青春時代を本作に投影していることに対して話がおよぶと、吉田は「僕の場合、『桐島、部活やめるってよ』に関しては自分の体験はまったく反映していないです。むしろ若い俳優たちの姿を自然に撮ったという感じ。撮影前に合宿したことがよかったのかも」と述懐。それに対して大根は「『モテキ』に関しては登場人物それぞれの喜びや悲しみを俯瞰(ふかん)から描いたという感じですかね。ゴンドリーの場合、本作もそうですが、どの映画を観ても手作り感がありますよね」と自身の演出法を振り返った。

 さらに映画界全体の潮流について、大根は「本作はバスだけど、最近“車内映画”って多くありませんか? 『コズモポリス』や『ホーリー・モーターズ』など、僕の好きな作品はみんな車内映画。ゴンドリーも撮ったくらいだから流行ってるんですね(笑)」と冗談まじりに分析。吉田もそれには同意の様子で、「この作品、どうやって撮影したのかメイキングをチェックしたいくらい。でも、案外すべてセットでCG合成だったりして(笑)」と発言すると会場から笑いが起こった。

 本作は、『エターナル・サンシャイン』の鬼才ミシェル・ゴンドリーが、自らの高校生活を基に描く体感型青春ドラマ。一台の下校バスに乗り合わせたティーンエイジャーたちの複雑な思いや、心の奥底にある本音を浮きぼりにしていく。(取材・文:坂田正樹)

映画『ウィ・アンド・アイ』はシアター・イメージフォーラムほか公開中


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