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高橋海人、テレ東ドラマ初出演&初主演「95」4月スタート 1995年の渋谷を駆け抜ける高校生役

テレビ東京開局60周年連続ドラマ「95」で主演を務める高橋海人
テレビ東京開局60周年連続ドラマ「95」で主演を務める高橋海人 - (C)「95」製作委員会

 King & Prince高橋海人(「高」は「はしごだか」が正式表記)が、テレビ東京の開局60周年連続ドラマ「95(キュウゴー)」(4月スタート・毎週月曜よる11時6分~)に出演することが発表された。原作は「イノセント・デイズ」で第68回日本推理作家協会賞を受賞した早見和真による青春小説。大人の作った社会の仕組みに抗い、大切なものを守りながら1995年の渋谷を駆け抜けた高校生たちの物語を映像化する。

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 テレ東ドラマ初出演&初主演となる高橋が演じるのは、星城学院に通う高校生・広重秋久(ひろしげあきひさ)、通称Q。成績優秀で品行方正な高校生だった秋久は、地下鉄サリン事件をきっかけに人の死に直面し、動揺のなか、同級生の鈴木翔太郎によって強制的にチーム(仲間)に誘われたことで、刺激的な日々を送ることになる。

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 脚本は『桐島、部活やめるってよ』(2012)などの喜安浩平、監督は映画『アルプススタンドのはしの方』(2020)、『女子高生に殺されたい』(2022)などの城定秀夫が担当。当時流行したファッションや音楽、漫画、ドラマ、そして若者の必需品だったポケベルやテレホンカードなど、1990年代の世界観も見どころ。当時の渋谷に集まった、チーマーと呼ばれる集団も登場し、高橋はチーマーたちとのケンカシーンのために、クランクイン前からアクション練習を重ねて撮影に挑んだ。

 高橋は、主人公の秋久と自分を重ね合わせながら「同級生の中でもカリスマ的存在の翔太郎をはじめ、かっこいい仲間たちに囲まれて過ごすことになりますが、僕もすごくかっこいいメンバーに囲まれて今まで生きてきたので、みんなと同等になれるように頑張って立ち向かっていく感じが自分と似ているなと思います。でも、もし何か違う時があったらその時は自分の意志はちゃんと持っていないとなっていうところとか、嘘をつかずちゃんと自分の核を持っているところがきっと秋久の魅力的なところで、素敵だなと憧れもあります。演じていてとても楽しいです」とコメント。

 撮影でも充実した日々を過ごしているようで「実際に現場に入って演じてみて、何回も台本を読んでいくと、当初イメージしていた秋久とは違う秋久がどんどん出てくるんです。それをスタッフの皆さんと話し合いをして、構築していっています。共演者の皆さんとも、チームでいる時とかは『ここ俺こういくわ』っていうのがあったり、察したりだとか、本当のチーム感があっていいなと思っています。結構わいわい・ほのぼのしているのですが、“まじでぶつかるシーン”とかは、怪我のないように、どうやったらかっこよくみえるかをみんなで話し合いながらストイックに集中してやっているので、すごく充実しています」と語っている。

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 さらに「今の時代、衝動的に体が先に動いてしまったり、心からぶつかりにいこうと思うことだったり、そんな気持ちからどんどん遠ざかっていると思うんです。便利なものが増えていくぶん、そこに頼ってしまうし」という高橋は「だからこそ、95年の気持ちでどんどん突き進んでいく登場人物たちを見ると、気づかされることだとか、自分にあらためて問いただすこととかが、毎話感じられるような熱い作品だと思うので、95年を知っている方たちはもちろん、年代問わず、僕と同世代の方や学生の方にもみてほしいなと思います」と呼び掛けている。

 原作者・早見和真、プロデューサー・倉地雄大のコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)

ドラマプレミア23「95」は4月スタート(毎週月曜よる11時6分放送)

原作・早見和真

「95」書影

その年は、阪神・淡路大震災があり、地下鉄サリン事件がありました。「ウィンドウズ95」が発売され、若者たちがうっすらとノストラダムスの大予言を信じていました。そんな1995年に、渋谷という街を生きた高校生の物語です。若い読者に「本当にこんな時代があったんですか?」と、何度も尋ねられました。この作品を熱烈に愛してくれるのも、意外にも95年生まれ前後の若者に多いです。『95』はとても大切な作品です。その大切という思いを、熱を、城定監督をはじめとするスタッフの、高橋海人さんを中心としたキャストの、そして視聴者のみなさまと共有できれば、こんなに嬉しいことはありません。

プロデューサー・倉地雄大(テレビ東京 配信ビジネス局)

外出することも、人と会うことも自粛が求められていた3年前に、僕は早見先生の原作小説に出会いました。迸るエネルギーで常に何かに全力でぶつかり続けるQや翔、マルコ、レオ、ドヨンたちに、心抉られたのを今でも覚えています。その勢いのままに企画書を書き、唯一無二のセリフを書く喜安さんに原作を送り、映画を拝見し一方的に憧れていた城定監督にいきなり連絡をしてお願いしました。そして主演は、人を惹きつける魅力を持ち、見ているこちらの心を動かすお芝居を自然とできる高橋海人さん。最初にオファーしてから約1年弱切望し続け、今回ご縁をいただきました。何度も何度も台本を読み返し、「秋久はこうですかね?」「こう演じたいのですがどう思います?」と、常に溢れるエネルギーで真っ直ぐ秋久を模索し続ける高橋さんが、僕はもう秋久にしか見えません。喜怒哀楽いろんな顔をみせる秋久を高橋さんが演じ、そしてドラマ「95」の中心にいて頂けることがどんなにありがたいことか…。どのシーン、どのカットを撮影していても、何よりも強く感じています。「ウソでもいいから今が一番幸せだって笑ってられる人間になってようぜ」この時代だからこそ、彼らが紡いだ物語が誰かの心に届くと信じています! 危うさと青春とが絶妙なバランスで両立している彼らやこの作品を、ぜひ応援していただけると嬉しいです!

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