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アニメ「銀魂」は終わる?それとも終わらない?監督が込めた映画への思い(1/2)

アニメ「銀魂」は終わる?それとも終わらない?監督が込めた映画への思い
「銀魂」への思いを語った藤田陽一監督

 空知英秋の人気マンガを原作にしたアニメ「銀魂」の藤田陽一監督が、ついに完結を迎えた同シリーズに込めた思いを明かした。アニメ「銀魂」といえば、これまでに何度も「終わる」と告知しておきながら、そのたびに撤回していたことでも知られる作品。映画第2作『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』のタイトルが発表された際には「またか……」というファンの声もあったが、同作はアニメ「銀魂」の正真正銘の完結編。「前科が多すぎるので、『完結篇』と入れるくらいやらないと信じてもらえないんですよ」と藤田監督はタイトルに込めた意味を語った。

 待望の劇場版第2作となる同作は、原作者の描き下ろしによる完全オリジナルストーリーでシリーズの幕を下ろす。「やっぱり原作があるアニメの劇場版というと、番外編になってしまうのが当然なんですよね。でも『銀魂』でそれは面白くない。作品的にも長くやって、ちょっとずつ擦り減っていくよりは、最後は映画という大きな舞台で良いものを作って終わることができた方がぜいたくですしね」と同作が『完結篇』になった理由に触れた藤田監督は「今のところ、続編のオファーはないですね」ときっぱり。「僕たちとしても、きれいに全てを出し切りましたからね」と笑う。

 そのほかにも、先行作品や時事ネタを絡めたパロディーも本作を語る上では欠かせない。あまりの過激さ故に「言えないこともたくさんありましたねえ……」とシリーズを振り返った藤田監督だが、意外にも制作に際して自主規制を設けたことはなかったという。「思い切りやって、それでダメだったら『じゃあ、どういうふうに落とし込もうか?』という感じですね。プロデューサー陣がしっかりしているので、最初からブレーキを踏むことはないんですよ」と説明。そして、そのことが「銀魂」が「銀魂」らしい作品になることにつながった。

 「原作も『これが少年ジャンプかよ!?』っていうネタがあったりしますからね。僕自身、『銀魂』はお客さんとコミュニケーションできる作品だったと思います。こびるというのではなくて、ギャグを仕掛けて、その反応を楽しむというか……逆に、そういったパロディーがわからない人にも『ああ、何かアホなことをやっているな』と伝われば、面白がってもらえると思うんですよ」。その言葉通り、「銀魂」はコアなアニメファンはもちろん、普段はアニメを観ないという層にも広まり、7年という長い間にわたって愛される作品になった。


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