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草なぎ剛が手塚治虫役!「ブラック・ジャック創作秘話」がドラマ化

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草なぎ剛が手塚治虫さん役でドラマ化決定!
草なぎ剛が手塚治虫さん役でドラマ化決定! - 「ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~」(原作:宮崎克、漫画:吉本浩二 / 秋田書店刊)

 SMAP草なぎ剛が関西テレビ55周年記念ドラマ「神様のベレー帽~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~」に主演し、“マンガの神様”と称される天才漫画家・手塚治虫さん役に挑むことがわかった。草なぎはこの大役に「手塚さんは僕自身も小さいころから知っていますし、誰もが知っている、まさに神様のような方なので、自分が演じるとなった今回、とても緊張しています」と心境を明かしている。

ドラマ「神様のベレー帽~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~」フォトギャラリー

 本作は2012年「このマンガがすごい!」オトコ編第1位に輝いた「ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~」(原作:宮崎克、漫画:吉本浩二)を原作にした作品。手塚さんがヒット作に恵まれずスランプに陥っていた1973年を舞台に、原稿を待たせるだけ待たせ、子どもっぽいワガママを言い出すなど編集者泣かせだった反面、誰よりも努力して周囲を巻き込んでいった彼の人間臭くて熱い知られざる生きざまを、完全復活のターニングポイントとなった「ブラック・ジャック」誕生の舞台裏と共に描く。

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 草なぎは「ブラック・ジャック」「火の鳥」「どろろ」といった漫画や「鉄腕アトム」のフィギュアまで持っているという“手塚ファン”。そのためプレッシャーは大きいとしながらも「最初は似るのかな? と鏡を見て心配していたのですが、ベレー帽とメガネをかけたら、これは意外に『いける』としっくりきました」と早くも手応えを感じている様子。一方で、自身は絵心がないことで知られているだけに、漫画を描くシーンについては「まずいですね」と苦笑いだが、「番組の企画でよく描くことはあって一応画伯と呼ばれて、ある意味ですごいからだとは思うのですが……。手塚剛になれるよう頑張ります」と意気込んだ。

 そして、秋田書店・少年チャンピオンで「ブラック・ジャック」の連載を決め、手塚さんと共に少年漫画の黄金期を築いた伝説の鬼編集長・壁村耐三さん役には、草なぎとは映画『あなたへ』以来の共演となる佐藤浩市が決定。監督はドラマ「僕の生きる道」など草なぎの「僕」シリーズを手掛けた三宅喜重、脚本は「任侠ヘルパー」の古家和尚という豪華布陣で臨む。

 プロデューサーの安藤和久は、手塚さん役として真っ先に思い浮かんだのが草なぎだったと明かし、「草なぎさんしか出せない草なぎさんならではの演技で、ぜひ、『草なぎ剛の手塚治虫』を見たい、作りたいと熱く思いました」とコメント。「頑張ること、熱くなることをどこかカッコ悪いと思いがちな現代人に、彼らの生きざまを通して、一生懸命努力することの大切さと面白さを感じてもらえればとの想いで制作していきます」と企画意図を説明している。(編集部・市川遥)

関西テレビ55周年記念ドラマ「神様のベレー帽~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~」は2013年秋、フジテレビ系列にて放送

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