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海老名香葉子&林家正蔵、初の母子2ショットで「終活」語る

海老名香葉子&林家正蔵、初の母子2ショットで「終活」語る
海老名香葉子と林家正蔵

 海老名香葉子と林家正蔵師匠親子が22日、病に侵され死期が近いことを知った母親が望む「究極の選択」について扱ったフランス映画『母の身終い』の試写会イベントに登壇し、丁々発止のやりとりを披露して会場を沸かせた。

 林家一門を支えたお母さんでありエッセイストでもある海老名と、その名跡を継ぐ息子・正蔵が2ショットで公のイベントに臨むのは、意外にもこれが初だという。正蔵に手を取られて登場した海老名は「わたしも心筋梗塞、ガン、胆のう摘出など、大病を経験しましたが、乗り越えてきました。今年で80歳になりました」とまずは元気にあいさつ。

 一方の正蔵は、母子2ショットについて「同じ屋根の下、しょっちゅう一緒にいて、のべつ話していますから、外も一緒というのは……」と渋い表情。しかし、「お前を生んだとき、ヌルヌルして気持ち悪かったとか、僕には言いたい放題で。都合が悪くなると(こちらの意見は)聞こえなくなり、悪口を言うとちゃんと聞いている。どんどんワガママになっています」と笑いながら続け、温かな家庭の雰囲気を伝えた。

 この日のトークは映画に絡め、人生の最後をどう過ごすかという、いわゆる「終活」問題がテーマ。そこで海老名は、人生の最後をみとってほしい相手について「長男(正蔵)の嫁と次男の嫁(国分佐智子)です。うるさいけど、2人の娘(海老名みどり、泰葉)も仲間に入れてあげましょう」とコメント。

 一方で「息子たちは泣いてばっかりいるからだめ」と語った海老名。自身の胆のう手術を振り返り、「息子や弟子たちがみんな家で泣いていたって、(北野)武さんが驚いていたの。でもまだまだ、今はわたし死ねないんです。一門を守っていかなきゃいけない」ときっぱり。正蔵のほうが「母がいなくなったときのことは考えてこなかった。映画を観て、考えなきゃと思いました」と答えていた。

 本作は、病による自身の死期を悟った母親の決断と、その決断を知って苦悩する息子の姿を描く人間ドラマ。誰もが迎えることになる「人生の終え方」と、それをともにする家族の思いが交錯する様子がつづられる。メガホンを取ったのは『愛されるために、ここにいる』でセザール賞3部門にノミネートされたフランスの気鋭ステファヌ・ブリゼ監督。(取材 / 岸田智)

映画『母の身終い』は11月30日より全国公開


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