ジブリ新作『思い出のマーニー』主人公、実は約半年前にお披露目されていた
12日、来年夏に公開されることが発表になったスタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』の主人公が実は約半年前からすでにあるところでお披露目されていたことが明らかになった。
そのあるところというのが、今年7月より一部のイオンシネマ劇場内で掲示されている「スタジオジブリ シーニック（壁画）」。同巨大壁画には、1984年公開の『風の谷のナウシカ』から現在公開中の『かぐや姫の物語』まで、全21作品のキャラクターや名場面がコラージュされているが、その中に見たことのない少女が紛れ込んでいたのだ。
掲示が開始された当初からジブリファンの間では「あの少女は一体誰なのか？」と話題になっていたが、その少女こそが最新作『思い出のマーニー』の主人公の一人であるマーニーだったというわけ。ジブリならではの遊び心に「これは！」と感動したファンも多いかもしれない。
同作は、英作家ジョーン・G・ロビンソンによる同名児童文学を原作にしたファンタジー。映画では舞台をイギリスから日本に置き換え、思春期の内省的な女の子・杏奈が謎の少女・マーニーと出会い心を開いていくさまや、二人の友情をみずみずしく描く。監督は、『借りぐらしのアリエッティ』に続き長編映画監督2作目となるの米林宏昌。（編集部・中山雄一朗）
映画『思い出のマーニー』は2014年夏、全国公開
