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秋元康が分析する映画の魅力!韓国の鬼才ポン・ジュノとの対談で力説!

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ポン・ジュノ監督と秋元康
ポン・ジュノ監督と秋元康 - (C)2013 SNOWPIERCER LTD.CO. ALL RIGHTS RESERVED

 人気アイドルグループAKB48の総合プロデューサーで作詞家の秋元康が、映画『殺人の追憶』『グエムル -漢江の怪物-』などで世界的に知られる、韓国の鬼才ポン・ジュノ監督と対談を果たした。対談はポン監督の新作『スノーピアサー』公開に伴って実施されたもの。

映画『スノーピアサー』フォトギャラリー

 音楽やテレビだけでなく、前田敦子主演の『クロユリ団地』やAKB関連作をはじめ、さまざまな映画で企画を務める秋元。「映画というのは、どれだけ非日常を描けるかが勝負だと思う」と力説すると、自身のテレビでの豊富な経験を踏まえ「テレビで非日常の世界に入り込もうとしても、例えば電話が鳴ったり届け物が来たりして、なかなか入り込めません。でも映画は、自分から騙されようと思って映画館の中に入ります」と分析。『スノーピアサー』についても「非日常の世界にぐんぐん引き込まれていく面白さがありました」と絶賛した。

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 一方、「秋元さんがおっしゃったことはSF映画の魅力でもあると思います」と共感を示したポン監督。「観客が作品と、日常と異なる世界に入り込む約束をして、そこへ飛び込んでいく。僕がこの映画を撮った理由も、その面白さにありました」と明かす。

 また秋元は「僕が常に考えているのは、まず自分が面白いかどうか。ほかの誰かのために作っても、自分自身が面白くなければ、本当に面白いエンターテインメントはできません」と持論を展開した上で、ポン監督の実力を「何よりストーリーを組み立てる腕力にありますよね。『次はどうなるんだろう?』『あ、あれが伏線だったのか!』と思わせて、随所にコミカルな要素を交えつつ、観客を最後まで飽きさせない。その力量は、本人が意識しなくとも、世界に通じるものだと思います」と大絶賛。

 これにはポン監督も「誰にでも『話がしたい』『話を聞きたい』という欲求があって、それは国境や時代を越えるものなのかもしれません。ストーリーテリングを純粋に追求していけば、それがすなわち世界につながるということなのでしょうか。秋元さんとお話して、改めてその事実に気づきました」と自信を持った様子。「秋元さんはさまざまなクリエイティブの領域で活躍されているだけに、実に広い観点を持っていらっしゃる」と感心しきりだった。(編集部・入倉功一)

映画『スノーピアサー』は2月7日より全国公開

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