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長谷川和彦監督、水谷豊に猛アプローチ! 「日本のジェームズ・ディーンやらないか?」

長谷川和彦監督、水谷豊に猛アプローチ! 「日本のジェームズ・ディーンやらないか?」
水谷豊を口説き落としたことを明かした長谷川和彦監督

 いまなお熱狂的ファンに支持される長谷川和彦監督が21日、自身の伝説的デビュー作『青春の殺人者』のHDニューマスター版ブルーレイ&DVD発売記念イベントに登場し、主演を務めた水谷豊に「ジェームズ・ディーンやらないか?」と口説き落としたことを明かした。この日はほかに、本商品の特典映像を手掛けた映画監督・評論家の樋口尚文と、長谷川監督に捧げた小説「テロルのすべて」の著者・樋口毅宏も出席した。

 本作は、実際に千葉で起きた親殺し事件を題材にした中上健次の小説「蛇淫」を長谷川監督が映画化した衝撃のデビュー作。父親(内田良平)の援助でスナックを経営する斉木順(水谷豊)。彼は、恋人・ケイ子(原田美枝子)をよく思わない両親といさかいが絶えなかった。そんなある日、母親(市原悦子)が買い物から帰宅した時、順が血まみれの父の死体の前で呆然とたたずんでいた。

 衝撃的な内容もさることながら、キャストの熱演も目を見張る本作。主演の水谷に関して長谷川監督は「当時、『青春の蹉跌』(長谷川は脚本を担当)で交流のあったショーケン(萩原健一)から紹介され、ドラマ「傷だらけの天使」を観て気に入った。一緒にメシを食いながら『日本のジェームズ・ディーンやらないか?』と声をかけたら、撮影がきついことも承知のうえで乗ってくれた」と裏話を披露。これに対して樋口(毅)は、「お母さん役が市原悦子さんでしょ。いまなら『相棒』VS.『家政婦』じゃないですか!」と切り込み、会場からは大きな笑いが起こった。

 また、寡作で知られる長谷川監督に対して樋口(尚)は、「失敗作でもいいから作ってください」と切り込むと、「そうですよ、(『青春の殺人者』『太陽を盗んだ男』の2本だけ作って)勝ち逃げは良くない!」と樋口(毅)が追い打ちをかける。すると長谷川監督は、「やーめた、なんて一言も言ってない。つねに半年後にはクランクインするつもりでいる」と、やる気だけは失っていないことを強調。最後は周囲の期待にあおられたのか、「よし、今度は次回作でお会いしましょう!」と、ファンにはたまらない言葉でイベントをしめくくった。(取材・文:坂田正樹)

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