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新時代のジブリ作品が誕生!『思い出のマーニー』完成に高畑&宮崎両監督がお墨付き

新時代のジブリ作品が誕生!『思い出のマーニー』完成に高畑&宮崎両監督がお墨付き
映画『思い出のマーニー』完成に声優を務めた豪華俳優陣も集結!

 2日、高畑勲監督と宮崎駿監督が一切関わっていないスタジオジブリ初の長編アニメーション映画である『思い出のマーニー』(米林宏昌監督)の完成披露会見が行われ、西村義明プロデューサーがジブリ新時代の作品が生まれたと感じていること、そして本作を鑑賞した高畑・宮崎という両巨頭が米林監督に「ジジイが去った後の押しも押されもせぬジブリのエース」とお墨付きを与えていることを明かした。この日の会見には、米林監督、声優を務めた高月彩良、有村架純、松嶋菜々子、寺島進、根岸季衣、森山良子、黒木瞳、主題歌を担当したプリシラ・アーンも涼しげな浴衣姿で出席した。

 イギリスの児童文学を原作に、心を閉ざした孤独な少女・杏奈(高月)と金髪の少女・マーニー(有村)が過ごすひと夏を描いた本作。高畑監督&宮崎監督が関わらないジブリ初の長編アニメ映画であるだけでなく、杏奈&マーニーというWヒロイン、全編英語の主題歌(プリシラの「Fine On The Outside」)、実写映画の美術監督・種田陽平の招へいなど、初ものづくしの作品となっている。

 今年4月の記者会見で「高畑さん、宮崎さんの関わらない作品でもいい作品を作るんだ!」と息巻いていた西村プロデューサーは「本心は不安でいっぱいだった」と打ち明けるも、「4月にお話ししたことは達成できたと思うんです」ときっぱり。昨年公開された両巨頭の『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』を「おじいちゃんだからこそ作れた映画」と表現すると、「麻呂(注:米林監督の愛称)さんも子供がいますけど、本作は、自分たちが親の世代になって子供のことを思った時にようやく作れる作品。おじいちゃんじゃなく、親の世代だからこそ新しい作品なんじゃないか」と力を込めた。

 また、本作を観た宮崎監督は「本当に麻呂はよく頑張った」「1+1=5になる男だとわかった」と米林監督の手腕を褒めていたとのこと。高畑監督も「作画も美術も、そしてそれ以降の工程についても本当によく頑張って、さすがジブリと言わせるものを作った。この作品をもって米林宏昌監督は、ジジイが去った後の押しも押されもせぬジブリのエースであると世間にもてはやされるであろう。それを認めることにわたしはやぶさかではないし、米林宏昌監督を祝福したい」とお墨付きを与えているという。

 監督デビュー作『借りぐらしのアリエッティ』(2010)は企画・脚本を務めた宮崎監督の目を意識しすぎた作品になってしまったという反省から、本作は純粋に観客のために製作し、宮崎監督および高畑監督の感想はあえて聞かなかったという米林監督。しかし、西村プロデューサーから両巨頭の言葉を伝えられると「うれしいと思います。励みになります」と少し照れくさそうに笑っていた。(編集部・市川遥)

映画『思い出のマーニー』は7月19日より全国公開


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