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『幕末高校生』で新鮮な勝海舟像を作り出した玉木宏が、あらためて抱いた時代劇への思いとは?

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時代劇への思いを語った玉木宏&石原さとみ
時代劇への思いを語った玉木宏&石原さとみ - (c)シネマトゥデイ / 奥山智明

 幕末期の江戸にタイムスリップした高校教師とその生徒たちが、勝海舟らと対面しながら未来である現代に戻ろうと奔走する歴史エンターテインメント作『幕末高校生』。眉村卓の「名残の雪」を原案にしたこの映画で初共演した玉木宏石原さとみが、撮影エピソードや時代劇への思いを語った。

映画『幕末高校生』フォトギャラリー

 本作でちょっとオトボケな若き勝海舟を好演した玉木。「偉人と呼ばれる人物も引いた目線で見れば一人の人間。いろいろな側面があるはず」と生き生きとした人物像を作り上げた。クライマックスには7分にも及ぶ殺陣シーンを1カットで演じ切る気合も見せている。

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 一方、これまでNHK大河ドラマ「義経」など数々の時代劇に出演してきた石原にとって、洋服姿で時代劇のセットに立ったのは不思議な体験だった。「いつもなら独特のセリフを覚えて、撮影所で着付けをしてもらって、所作を気にしながら演じていたのが、今回はとても伸び伸び演じさせていただきました」と笑う。

 玉木は「所作など時代劇の独特のルールや乗馬は、定期的に触れていないと忘れてしまう」とも。「時代劇が描くのはシンプルな時代であるだけに、より心と心で芝居するという印象があります。実際、着物を着たて扮装を整えると気持ちがしゃんとするのです。時代劇が作られることは少なくなっていますが、残していかなくてはいけない文化。使命感のようなものもありますね」と言葉に力が入る。タイムトラベルものである『幕末高校生』は、時代劇の可能性を広げる作品ともいえそうだ。(浅見祥子)

映画『幕末高校生』は7月26日より全国公開

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