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「コブラ」の実写化作品が停滞している理由とは?

「コブラ」の実写化作品が停滞している理由とは?
いまだ企画だけが進行中…… - アレクサンドル・アジャ監督 - Foc Kan / WireImage / Getty Images

 漫画家、寺沢武一の人気漫画「コブラ」のハリウッドによる実写映画化作品について、その映画化への道のりが困難であることをアレクサンドル・アジャ監督がCinemablendに明かした。

 原作「コブラ」は、1978年から「週刊少年ジャンプ」で連載が開始されたSFマンガで、鋼のような強じんな肉体を持ち、左腕にサイコガンと葉巻がトレードマークの宇宙海賊コブラの活躍を描いたもの。

 寺沢の著作権管理を扱う株式会社エイガアルライツは、10年ほど前から映画化へのオファーをされていたが、日本マンガの版権をとにかく押さえようというものばかりだったため、寺沢はじめ関係者は断り続けていたそうだ。だが7年前に、あるフランスのプロデューサーが漫画への深い理解を示したことで、フランスのスタジオ会社Onyx Filmのもと、映画『ヒルズ・ハブ・アイズ』『ピラニア3D』のアレクサンドル・アジャ監督が企画を水面下で進めてきた。

 だが、先日行われたサンディエゴ・コミコンでアジャ監督が同サイトに語った言葉によると、「とても大きなプロジェクトだ。ものすごく高い製作費で、(原作に忠実に描くためには)おそらく1億5,000万ドル(約150億円=1ドル100円計算)以上かかるだろう。ハリウッドの大スターとの製作だけが、唯一それを可能にするが、彼らのほとんどは5年以上もスケジュールが埋まっている状態だ。だから、いまだに製作するための企画だけが進行中だ」と明かしている。

 さらにアジャ監督によると、2010年に同作の映画化権を獲得したようで、現在は映画『マニアック』なども執筆しているグレゴリー・ルヴァスールと共に脚本を共同執筆しているとのこと。現在アジャ監督は、映画『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフとタッグを組んだ映画『ホーンズ(原題) / Horns』の公開が控えている。

 同漫画のファンにとっては早く実写化作品を鑑賞したいが、時間を掛けてもやはり原作に忠実な世界観を描いてほしい気持ちもあり、今後の動向が注目される。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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