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『ホットロード』原作ファンの反応は?木村佳乃らアラフォー世代が支持

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母親の愛情を渇望する和希と不器用な母親……絆に思わずホロリ
母親の愛情を渇望する和希と不器用な母親……絆に思わずホロリ - (C)2014「ホットロード」製作委員会(C) 紡木たく/集英社

 漫画原作の映画化作品というと、賛否両論を巻き起こすことも多いが、8月16日に公開された『ホットロード』の原作ファンの反応は、どうだったのだろうか。

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 能年玲奈演じる主人公・和希の母親を演じた木村佳乃は、「小学生のころに、姉のマンガを借りて読んでいました」というほどの原作ファン。「和希が髪を茶色くしたり、家出をしたりする様子にハラハラしながらページをめくった記憶があります。和希のママに対してはあまり良い印象はなかったのですが、改めて原作を読み返して、わたしが彼女に近い年齢になったからか、理解できる部分はありました」と自身も母親になり、年齢を重ねたことで原作への視点が変化したことを明かす。

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 当時、原作に夢中だったアラフォー女性ファンの中にもまた、母親となり、和希のような娘を持つ人もいる。試写会アンケートでは、「昔は和希に共感して涙を流した作品でしたが、娘がいる今、和希のお母さんの気持ちに共感し涙が流れました」というコメントのほか、「ママと和希のシーンでは、昔のわたしも反抗してたな……、わたしの母もこんな気持ちだったんだ……と思い涙。たまに反抗する娘が隣で映画を観て号泣していました」など母娘双方の琴線に触れたという感想も寄せられている。

 ティーンだった自分を思い出し、懐かしく思う母親。危なげな和希の姿を今の自分と重ね合わせつつ、改めて母との関係に思いをはせる娘たち。本作は、普段はお互いの存在を空気のように感じている母娘に、改めてその絆のかけがえのなさや、大切さに気付かせてくれる一作にもなっているのかもしれない。(平野敦子)

映画『ホットロード』は全国公開中

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