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モンキー・パンチ、ちばてつや…「劇画」の生みの親追う『TATSUMI』を巨匠漫画家が絶賛!

モンキー・パンチ、ちばてつや…「劇画」の生みの親追う『TATSUMI』を巨匠漫画家が絶賛!
日本を代表する漫画家が激賞! - (C) ZHAO WEI FILMS

 子供のものであった漫画を大人の読み物として昇華させ、「劇画」ジャンルを確立させた辰巳ヨシヒロにスポットを当てたドキュメンタリーアニメ映画『TATSUMI マンガに革命を起こした男』の日本公開日が11月15日に決定した。公開にあたり、「ルパン三世」のモンキー・パンチ、「あしたのジョー」のちばてつや、「ゴルゴ13」のさいとう・たかをなど、日本を代表する漫画家たちが称賛の声を送っている。

 辰巳の半生を、第13回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した彼の半自伝的作品「劇画漂流」を基に描く本作。日本ではなく、シンガポールの巨匠エリック・クーが監督を務め、第84回アカデミー賞・外国語映画賞のシンガポール代表に選出されるなど、世界的にも高い評価を集めている。

 ちばてつやは辰巳について「辰巳ヨシヒロ氏は戦後まもなくの日本のマンガ界に荒々しくも鋭い、そして超リアルな新らしい表現の波を起こした劇画作家の1人だ。今では世界中のコミック界にも大きな影響を与え続けている『劇画』。辰巳氏の草創期を知らなければ、現代のコミック、アニメーション、マンガの世界は語れない」(原文ママ)とコメント。その半生を追いながら、戦後日本の歩みも浮かび上がらせる独特の視点を、モンキー・パンチは「とんでもないアニメに出会った。間違いなく。ここ当分は同じ漫画家である僕の脳裏から離れそうもない過激で挑戦的な劇画アニメだ」と手放しで絶賛している。

 また自身の作品を通じて国際情勢にも通じるさいとうによる、「日本の映画関係者が辰巳作品を消化できないからといって、海外の映画人にゆだねるのはファンとして本当に情けなく思う」と日本の現状を嘆く意見も。一方で、「ねじ式」などで知られるつげ義春は「日本のマンガ&アニメ文化が欧米圏にカルチャーショックを与え続けている。その普及活動の先導者の一人である辰巳作品が、この度シンガポールでアニメ化されたことは、アジアにもショックが波及した証しであり、今後の辰巳さんの活躍はさらに期待されるのではないだろうか」(原文ママ)と展望を語った。

 そのほか「神様手塚先生に憧れた少年の、もう一つの『まんが道』だ!!」と語った土山しげる(「喰いしん坊!」)をはじめ、手塚能理子、うえやまとち、みなもと太郎、里中満智子、木村直巳ら、日本の漫画界を支える著名人たちが惜しみない称賛を贈っている。(編集部・入倉功一)

映画『TATSUMI マンガに革命を起こした男』は11月15日より角川シネマ新宿ほか全国公開


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