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カンバーバッチ主演作が最高賞!園子温3年連続受賞はならず【第39回トロント国際映画祭】

カンバーバッチ主演作が最高賞!園子温3年連続受賞はならず
このままオスカーも…!? 映画『ジ・イミテーション・ゲーム(原題)』 - TIFF

 ベネディクト・カンバーバッチ主演の映画『ジ・イミテーション・ゲーム(原題) / The Imitation Game』が第39回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞(プレゼンテーション部門)を受賞した。ミッドナイト・マッドネス部門に出品されていた園子温監督の『TOKYO TRIBE』は惜しくも観客賞受賞ならず。第37回でNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を獲得した『希望の国』、第38回でミッドナイト・マッドネス部門観客賞を受賞した『地獄でなぜ悪い』に続く、3年連続での受賞はかなわなかった。

 過去にトロント映画祭で観客賞(プレゼンテーション部門)を受賞し、そのまま米アカデミー賞作品賞を受賞した作品には、 昨年の『それでも夜は明ける』にはじまり、『英国王のスピーチ』(2010年)、『スラムドッグ$ミリオネア』(2008年)などがあり、かなりの確率。そのため業界ではオスカー前哨戦の開始する映画祭として毎年注目されている。

 『ジ・イミテーション・ゲーム(原題)』は、第二次世界大戦でナチス軍のエニグマコードを解読した実在の人物アラン・チューリングを主人公にした物語。彼の功績によりイギリス人の命が大量に救われ、イギリスを勝利に導いたヒーローだったにもかかわらず、彼がゲイであったために、ほとんど存在も知られることがなく、さらにのちに自殺してしまうという悲劇の運命をたどった人物なのだ。

 また、今作はアンサンブル劇としても優れていて、共演のキーラ・ナイトレイほか、マシュー・グード(『ウォッチメン』『イノセント・ガーデン』)や、アレン・リーチ(「ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~」)など、主人公を取り巻く脇役も今のイギリスの人気役者がそろっている。

 物語も、過去を舞台にしたものながら、重く堅苦しいトーンにならず、時に笑いもあり、現代の観客が共感しやすい演技と脚本になっているのが多くの人の心を射止めた理由ではないだろうか。(取材・文:中村明美、編集部・中山雄一朗)

映画『ジ・イミテーション・ゲーム(原題)』は2015年3月、TOHOシネマズみゆき座ほか全国公開


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