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デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演の話題作『ゴーン・ガール』とは?

デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演の話題作『ゴーン・ガール』とは?
ベン・アフレックとロザムンド・パイク

 ニューヨーク映画祭(N.Y.F.F 52)のオープニング作品『ゴーン・ガール / Gone Gilr』について、ベン・アフレックとロザムンド・パイクが語った。

 本作は、結婚5周年の記念日に突如姿を消した妻エイミー(ロザムンド)を捜す夫ニック(ベン)が、妻殺害の疑いをかけられていくというもの。ニックは近所に情報提供を求め、警察の捜査にも協力するが、メディア報道が加熱したことで不誠実なニックの性格が発覚し、世間はニックを犯人に仕立て上げていくが、世間も予想できぬ展開が後に待ち受けている。原作者ギリアン・フリンの同名小説を、映画『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャーが映画化した。 

 ニックとエイミーの関係について「(エイミーが行方不明になってから)世間から二人の関係は細かく観察されていくの。映画内では夫婦の親密な関係も描かれているけれど、そんな親密な関係には良好な時もあれば、裏切りもあったりするわ」とロザムンドが語り、一方ベンは「ギリアンの原作は、結婚生活において配偶者の見たくない部分への質問を投げかけている。彼女の原作にはダークで、リアルな夫婦の関係がつづられている」と答えた。

 フィンチャー監督とのタッグについて、ベンは「映画『セブン』を観た時に、一体どんな監督がこのような映画を作るのかすごく興味があった。実際に彼と仕事をしてみて、(監督経験のある)僕にとっては良い学習体験になった。うわさでは悪魔みたいなやつだ(ジョーク)と言われているが、スウィートで良いやつだよ」と明かすと、ロザムンドは「彼の前ではプレッシャーを感じずに時間を掛けて演じることができた。撮影第1週目で、彼からせりふのない演技への注意を指摘されたわ。それほど、わたしたち俳優をしっかり見ているの」と評価した。

 エイミー役が難しかったと語るロザムンドは「映画を通してこの役を演じることは楽しかったけれど、最初は恐怖を感じていた。この役は真のエイミー、他の側面を持つ彼女と、またもう一つの側面を持つ彼女から形成されていて、くじけそうなくらい大変だった」と語る通り、観客はエイミーの変貌ぶりに驚かされることになるだろう。

 映画は、フィンチャー監督の演出を前面に出したミステリー調の前半部分と、ベン&ロザムンドの演技を重視したコミカルな要素も加わった後半部分と全くトーンの違う構成が魅力の作品。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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