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北野武、平均72歳の俳優8名で新作 元ヤクザの“ジジイ”たちが主人公

北野武、平均72歳の俳優8名で新作 元ヤクザの“ジジイ”たちが主人公
元ヤクザの年寄りたちが世直し!『龍三と七人の子分たち』ポスター - (C) 2015『龍三と七人の子分たち』製作委員会

 引退した元ヤクザの年寄りたちを主人公にした北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』が来年4月25日に公開されることが決まり、藤竜也(73)、近藤正臣(72)、中尾彬(72)、小野寺昭(71)ら平均年齢72歳のベテラン俳優8名が、詐欺で人々をだます若者を成敗しようと世直しに立ち上がる元ヤクザの“ジジイ”たちを熱演していることが明らかになった。脚本も手掛けた北野監督はビートたけしとして出演も果たしている。

 元組長が“オレオレ詐欺”に引っ掛かったことから昔の仲間を呼び寄せ、世直しするさまを描いた本作。高齢化社会や詐欺などの社会問題に鋭く切り込みながらコメディータッチで物語をつづるという新境地を、長編映画17作目の北野監督が見せる。龍三親分を演じるのは、北野作品初出演の藤。藤は『村の写真集』(2005)以来10年ぶりに映画の主演を務め、七人の子分たちには近藤、中尾、小野寺のほか、品川徹(78)、樋浦勉(71)、伊藤幸純(72)、吉澤健(68)がふんする。

 「メインキャストが高齢なんで、作品の公開日までとにかく元気でいてほしい」とユーモアたっぷりの北野監督は、「誰かの遺作になっちゃったりしないよう、皆さんの健康が心配でしょうがないね」と続けざまに“北野節”をさく裂。「ザ・ローリング・ストーンズやポール・マッカートニーに象徴されるように、国際的にもジジイたちが大活躍している時代であることを、あらためて思い知れって若者たちに言いたいね」と意気込み十分で、「随所にギャグをちりばめ、コメディータッチに仕上げてあるから、世代を超えて楽しめる娯楽作品だな。笑ってくれればそれでいいよ」とメッセージを送った。

 面識がなかった北野監督の作品へのオファーに、当初は「『出てくれ、出てくれ詐欺』かと思いましたね」と映画になぞらえて振り返った藤。「北野監督はあまり指示を出さないので、自分のアンテナを鋭敏にしないといけないし、とても考えさせられました。ジジイたちにはボケ防止にちょうど良かったんじゃないかな。毎年また、来年の桜の花を見られるようにと思って生きているので、来年は北野監督の作品と桜を一緒に見られるなんてとてもおめでたい気分です」と充実感をのぞかせた。

 作品の世界観を実感できる特報映像やポスターもこのたび初披露され、“ジジイ”というセリフが連発する映像に思わず顔がにやけること必至。大ヒットした前作『アウトレイジ ビヨンド』(2012)とヤクザという共通項はあるものの、ジジイたちが乗っているバスが場外市場を暴走したり、プロペラ機が登場するなど一線を画すエンターテインメントであることは明らかで、人気演劇ユニットTEAM NACSのメンバーで俳優の安田顕や山崎樹範の姿を確認することもできる。(編集部・小松芙未)

映画『龍三と七人の子分たち』は2015年4月25日より全国公開


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