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松田優作さんの死から25年、松田美由紀&写真家・立木義浩が語る知られざる素顔

松田優作さんの死から25年、松田美由紀&写真家・立木義浩が語る知られざる素顔
(左から)立木義浩、松田美由紀

 故・松田優作さんの命日である11月6日、代表作『野獣死すべし』特別上映会がユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、優作さんの妻で女優の松田美由紀、写真家の立木義浩が出席し、優作さんの思い出話に花を咲かせた。

 優作さんが亡くなってから今年で25年。ステージ上にやってきた美由紀は「今朝、お墓参りに行ってきました。こんなに時間がたったのがうそみたいで。優作の映画の中に存在する姿は何も変わっていなくて。それが不思議です」とあいさつ。

 もう1人のゲストである立木は、優作さんの写真を数多く撮ってきたカメラマン。「彼の死後、いろいろなカメラマンさんの写真を管理させていただいているけど、立木さんの写真が特にパワーがある。それが不思議なんですよね」という美由紀のコメントに、立木は照れながらも「やはり撮る相手がいい相手じゃなきゃ。嫌な相手だったら手応えが違うからね」とコメント。さらに「優作はモノクロでしょ。それもデジタルじゃなくてフィルムだね。フィルムには粒子があるし、それが魂だから」と付け加えた。

全体
劇場常設のカフェでは貴重な私物展も

 この日は立木の写真を巨大スクリーンに映しながら、思い出話を語り合った二人。その中の1枚、鏡をのぞく優作さんの写真を見た美由紀は「優作はプライベートでも鏡を見ている姿を見せなかった。洗面所に入っているところも見せたがらなかった人だから。これはものすごく貴重な写真」と驚いてみせると、立木も「わりと夢中になっていたから気付かなかったのかもしれないな」と述懐。さらに美由紀が「役者が鏡を見るときって、容姿を見るのではなく、役に入っていることを確認することが重要なんですよ」と補足した。

 さらに思い出話として「森田(芳光)監督の『それから』の時に六本木で取材をしたことがあったんだけど、そこにいきなり友達の水谷豊さんが来たことがあって。『こいついるけど、気にしないで』と言われたけど、気になるよね」と笑いながら語った立木。「だから言ったんだよ。ぐちゃぐちゃしているから今日は取材をやめましょうと。遊びに行くところだったらしいからね。ライターの女の子は泣いていたけどね」と懐かしそうに付け加えた。(取材・文:壬生智裕)

動画「喫茶優作Part2」はCinemaGene公式YouTubeチャンネルにて公開中


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