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三浦友和、高倉健さんとの胸に秘めていた思い出を告白

三浦友和、高倉健さんとの胸に秘めていた思い出を告白
劇中で夫婦役を務めた鈴木京香と三浦友和

 映画『救いたい』の初日舞台あいさつが22日、都内で行われ、出席した鈴木京香、三浦友和、神山征二郎監督が、10日に亡くなった名優・高倉健さんへの思いを切々と語った。この日は、原作者の川村隆枝も登壇した。

 三浦は映画『海峡』(1982)で高倉さんと共演しており、「高倉健さんとの思い出は山のようにある」と述懐。しかし、大切に胸にしまっておきたいが故に、映画のプロモーション活動においても一切話さなかったという。

 しかし、この日は特別に一席を披露。撮影中に一度、高倉さん、吉永小百合と三人でホテルのフレンチレストランを貸切にして食事をしたという。その際、全くお酒を飲まないと聞いていた高倉さんのグラスにワインがつがれるのを疑問に思って見ていると「僕ね、少しは飲むこともあるんですよ」と言われたそうで、その姿に「人間味や意外性を感じた」と告白。また、「映画に対する真摯(しんし)な姿を拝見していましたから、演技に対する思いは足元にも及びませんけれども、少しでも継承していきたい」と俳優としての抱負も口にした。

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神山征二郎監督、鈴木京香、三浦友和、川村隆枝

 また、神山監督はチーフ助監督として高倉さんの主演作『八甲田山』(1977)に参加しており、「終わった後に、ジッポに“戦友へ”と刻んでプレゼントしてくれた」と誇らしげに撮影を振り返ると、鈴木も共演したドラマの顔合わせで「よろしく」と花束をもらったと告白。「緊張している後輩に対して、いろんな話もしてくださって優しい方でした」と印象を述べると、「日本の映画の象徴でいてくださると思っていましたから、(突然の訃報に)驚きましたけど、わたしたちみんなで決して忘れませんし、作品と共に素晴らしい役者さんは残るし、ずっと憧れ続けたい」と思いを語った。

 本作は、東日本大震災後の東北を舞台にした、人々の再生の物語。麻酔科医の川島隆子(鈴木)と被災地で地域医療に従事する夫・貞一(三浦)の日常を軸に、懸命に生きる人々の姿を描いている。この日、11月22日は「いい夫婦の日」。三浦夫婦は今年で9回連続「いい夫婦」に選ばれており、3日前に34回目の結婚記念日を迎えたという三浦は「本当は34回とりたかった」と恨めしげに語るも、いい夫婦の秘訣(ひけつ)を聞かれると一転、「相性のいい伴侶に恵まれた。それだけです」と照れ笑いを浮かべていた。(取材・文:鶴見菜美子)

映画『救いたい』は全国公開中


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