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「NARUTO」原作者、漫画完結に「解放された気分!」

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映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』完成披露試写会が行われスタッフ・キャスト陣が登壇し、完結となった「NARUTO」への思いを語った
映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』完成披露試写会が行われスタッフ・キャスト陣が登壇し、完結となった「NARUTO」への思いを語った

 24日、映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』完成披露試写会が都内にて行われ、主人公・うずまきナルト役の竹内順子をはじめ、中村千絵日野聡井上和彦福山潤ら声優陣、主題歌を担当したスキマスイッチ大橋卓弥常田真太郎)、小林常夫監督、岸本斉史(原作)、うずまきナルト(着ぐるみ)が登壇した。岸本は、漫画が完結したことに「解放された気分」と胸中を語った。

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 本作は、1999年の連載開始から15年にわたり、累計発行部数1億3,000万部という驚異の人気を誇る漫画「NARUTO-ナルト-」の劇場版。原作では描かれなかった空白の期間と「NARUTO」史上初となる“愛の物語”を描いており、先日、ついに完結した漫画に次いで、本作をもって劇場版の歴史にも幕が下ろされる。

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 長年、座長を務めてきた竹内は、鑑賞後の観客に「胸に何かが残ったという方は拍手で教えてください」と呼びかけ、大きな拍手で応える観客に、「言葉じゃなく、気持ちが届いたので一番うれしいです」と感無量の表情。春野サクラ役の中村は、「ラストとなっているので大事にやろうと思いました」と役に込めた思いを吐露。また、「NARUTO」初参加で大筒木トネリ役の福山は、「デリケートな部分が多くて、すごく難しかった」と述べるも、原作ファンで参加したいと常々思っていたそうで、念願叶ったことに笑顔を弾けさせた。

スキマスイッチ
主題歌のピアノ弾き語りバージョンを披露したスキマスイッチ

 連載完結後、初の公の場に現れた岸本は「締切がないので解放された気分です」と晴れやかな笑顔を見せつつ「15年、ナルトがちょっとずつ成長していく様を見守ってくださったみなさんに感謝です」とあいさつ。また、本作で恋愛を描いたことについて、「ナルトは恋愛経験がないので、(作品の中で)いろいろできるんじゃないかなと思った」と述懐。しかし、自分が生み出したキャラクターは子供と同じで、ナルトの恋愛模様は「恥ずかしくて見られないかな」と思ったこともあったそう。結果的には「子供が成長して離れていくみたいな気分」になり、大人になったナルトに「安心しました」と父親の表情を見せた。

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 この日は、スキマスイッチが主題歌「星のうつわ」をピアノ弾き語りバージョンで生披露し、観客を魅了。そして、漫画の連載期間にちなんだ15mもある、本作の鍵を握る赤いマフラーを全員で巻いて、笑顔でフォトセッション。最後は、ナルトを前に立たせた竹内が、「ナルトの世界はまだまだ続く。だけどな、俺たちの闘いの映画はこれがラストだ。俺たちの最後を劇場で見てくれよ。劇場で待ってるぜっ!」とメッセージを贈り、イベントを締めくくった。(取材・文:鶴見菜美子)

映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』は12月6日より全国公開

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