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松坂桃李、心が折れそうになった地獄のバイオリン特訓を明かす

松坂桃李、心が折れそうになった地獄のバイオリン特訓を明かす
一年間の猛特訓を耐え抜いた松坂桃李 - 写真:高野広美

 解散したオーケストラの元団員たちが、型破りな天才マエストロのもとで復活コンサートを目指す映画『マエストロ!』。さそうあきらの漫画を『毎日かあさん』の小林聖太郎監督が映画化した本作で、若きバイオリニストにして団員をまとめるコンサートマスターの香坂真一を演じた松坂桃李が、バイオリン習得の苦しみを明かした。

 幼い頃からバイオリニストの父に英才教育を受け、「この世で一番美しいものは音楽だ」と考える香坂を体現するため、1年間の猛特訓でプロのテクニックを身に付けた松坂。「練習はかなりキツくて、何度も心が折れそうになりました。でも続けていくうちにワンステージ上がれたときの喜びは大きくて。難しいビブラートができるようになった瞬間は本当にうれしかったですね」と音楽を学ぶ厳しさと喜びを口にした。

 劇中のコンサートシーンでは佐渡裕が指揮を執った「運命」と「未完成」が流れ、エンディングテーマはピアニストの辻井伸行が手掛けている本作。自ら演奏し楽曲に触れたことで、クラシック音楽の見方も変わったのだとか。「前はちょっと敷居の高いイメージがあったんですけど、より身近に感じられるようになりましたね。心躍りますし、揺さぶられるし、悲しさもうれしさも味わえる。僕自身もあらためて音楽の楽しさを教えてもらいました」と話す。

 だが一方で「一番難しかったのは演奏以外の部分」と語る松坂。彼が突き詰めたのはバイオリンの扱い方だった。「いかに彼がバイオリンと共に生きてきたかというところが物語のスタートだと思ったので、それが伝わるかどうかは、ケースを置いてバイオリンを構えるまでの一連の動作にかかっていると思いました」と明かす。そんなディテールにこそ、音楽に対する香坂の思いがにじんでいるのだ。そして、同時に松坂自身の役者としてのこだわりが細部にまで感じられる作品にもなっているといえるだろう。(取材・文:那須千里)

映画『マエストロ!』は1月31日より全国公開


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