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オスカー候補『フォックスキャッチャー』に黒澤明監督へのオマージュがあった!

オスカー候補『フォックスキャッチャー』に黒澤明監督へのオマージュがあった!
ベネット・ミラー監督の言葉を伝えたセオドール・ミラーと妻のアンミカ

 29日、映画『フォックスキャッチャー』の特別試写会が都内で行われ、本作でメガホンを取ったベネット・ミラー監督の実弟で、テレビ・映画・イベント製作やタレントキャスティングなどの業務を行う「エンパイア エンターテインメント ジャパン」の代表取締役社長であるセオドール・ミラーと、その妻でモデルのAHN MIKA(アンミカ)が出席。セオドールは、ベネット監督から電話でメッセージを受け、本作に黒澤明監督へのオマージュが込められていることを日本のファンに伝えた。

 同作は、全米を震撼(しんかん)させた1996年の大富豪デュポン財閥御曹司による金メダリスト射殺事件を基に描いた衝撃作。スティーヴ・カレル、チャニング・テイタム、マーク・ラファロら実力派俳優が、大富豪と金メダリスト兄弟の繊細で危険な心理を巧みに表現し、第87回アカデミー賞で監督賞をはじめとした5部門にノミネートされている。

 本作で2度目の監督賞ノミネートという快挙を果たしたベネット監督だが、セオドールは「評価してくれるのは非常にうれしいと思う。でも、自分が観たい映画を作っているので、賞を取っても取らなくても満足している」と気持ちを代弁。また、ベネット監督は日本映画界の巨匠・黒澤監督の映画をよく観ていたそうで、「黒澤明監督が使った“間”。何も音がない静かなところで、イマジネーションを作り上げるということは、彼から学んだ部分でもある」と黒澤監督へのオマージュが込められていることを伝え、日本のファンを喜ばせた。

 また、セオドールは撮影現場を度々訪れていたそうで、「すごく真面目で真剣なものを作っているという雰囲気で、一人一人は最高で面白い人たちなんだけど、すごく大事なものを作っている重さを感じた」と述懐。主演男優賞にノミネートされたスティーヴについては、「コメディアンにもかかわらず、現場に入ってくると恐ろしいキャラクターに成りきっていた。映画の撮影が終わってもしばらくあのキャラクターのままでいた」と現場にいたからこそのエピソードを披露し、観客の興味を引いていた。(取材・文:鶴見菜美子)

映画『フォックスキャッチャー』は2月14日より全国公開


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