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ヴィゴ・モーテンセンが流ちょうなスペイン語を披露した幻想的な映画とは?

ヴィゴ・モーテンセンが流ちょうなスペイン語を披露した幻想的な映画とは?
ヴィゴ・モーテンセン

 映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『イースタン・プロミス』などでおなじみの演技派俳優ヴィゴ・モーテンセンが、『ハウハ(原題)/ Jauja』について語った。

 本作は、19世紀を舞台に、デンマークからアルゼンチンのパタゴニアに船で旅をする父(ヴィゴ・モーテンセン)と娘(ギータ・ナービュ)の物語。旅の男と恋に落ちて行方不明になった娘を捜す父親の旅を通して、愛と死をつづっている。 

 リサンドロ・アロンソ監督について「彼は唯一無二の監督といえるだろう。本作は彼のこれまでの作品よりもせりふが多く、ストーリー構成も一直線ではなく複雑だ。繊細な感覚がユーモア、ジェスチャーなどに含まれていて、大変難しいと思われる映画を見事に完成させている。さらに、アルゼンチンとデンマークの文化もうまく融合させた。僕が彼のような作品が好きなのは、他のどの作品とも異なり、オリジナル作品であることだ」と絶賛した。

 ヴィゴが演じた父親について「カンヌ国際映画祭で本作を鑑賞した際に、僕の列に座っていたデンマークの人たちだけが笑っていて、他の観客はそれほど笑っていないことがあった。おそらく、父親と娘の関係は他の国でも理解できるが、この父親はデンマーク版ドン・キホーテで、頑固で、何事にもこだわっている。それらは、(アメリカ人から見ると)イライラさせられるヨーロッパ人の価値判断の一つで、彼らは全てのことが理にかなっていないとダメなんだ」と説明した。

 エンディングについて「もし観客や批評家に拒否されても、おそらく最後の10~15分間は心に留まる映像になっていると思う。そのエンディングは、まるで夢のようで、もし夢ならば、一体誰の夢なのか、それを問いただしたくなるが、ベストな監督はいつもそうだが、アロンソ監督もコーエン兄弟のように、(エンディングの)答えを説明していない。そのため、人によっては1週間後には全く違う見解を持つ人もいるくらいだ」と映画の解釈はさまざまなようだ。

 映画は、異国の地でどこか不思議な感覚に誘われていく二人を幻想的に描いた個性的な作品。(取材・文 細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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