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エミー賞が新ルールを採用!コメディー・シリーズ部門、ゲスト出演、ミニシリーズの定義を変更

エミー賞が新ルールを採用!コメディー・シリーズ部門、ゲスト出演、ミニシリーズの定義を変更
昨年6部門を制した「ブレイキング・バッド」より、ブライアン・クランストン - Jason Merritt / Getty Images Entertainment / Getty Images

 テレビ界のアカデミー賞といわれるエミー賞が新たなルールを採用したことにより、今後、ドラマ・シリーズ部門の争いがますます白熱しそうだ。

 テレビジョンアカデミーの発表によると、今回大きな変更があったのはコメディー・シリーズ部門で競えるドラマの定義。これまでは、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のような30分ドラマも、「シェイムレス 俺たちに恥はない」といったユーモアにあふれる1時間ドラマも、プロデューサーがコメディー・シリーズ部門にエントリーすれば、ノミネートの対象となっていた。

 しかし、テレビジョンアカデミーは今年から、コメディー・シリーズ部門は基本的に30分のドラマと定義。その他は全てドラマ・シリーズ部門でのエントリーとして受け付けることを発表したのだ。その代わり、1時間ドラマのプロデューサーが作品をコメディー・シリーズ部門でエントリーしたいと希望すれば、大変ではあるが可能だという。

 エントリーするためには、テレビジョンアカデミーの会長が指名した業界のリーダー5人と、理事会が指名した4人、計9人からなるパネルを前に、自分の番組がコメディーとして競う資格があることを売り込まなければならないそう。3分の2の票が得られればコメディー・シリーズ部門にエントリーできる。

 他にも、出演エピソードが多すぎる傾向にあるゲスト出演者の定義も明確になった。昔は、1、2エピソードにのみ登場しながらも、印象的な演技をし、記憶に残った人がゲスト出演者枠で表彰されたものだった。しかし、「デスパレートな妻たち」でエミー賞を受賞したキャスリン・ジューステンは、そのシーズンの全エピソードに出演していながらゲスト出演者としてノミネーションを獲得、受賞したことで知られる。このため、テレビジョンアカデミーはゲスト出演者はそのシーズンの50%以上のエピソードに出演していてはならないと定義した。

 また、議論の対象となっていた“ミニシリーズ”のカテゴリーは、“リミテッド・シリーズ”と名前を変え、定義もより明確になった。リミテッド・シリーズは、複数のシーズンを通して同じストーリーを追わないことがエントリーの条件となったため、今後、「SHERLOCK(シャーロック)」や「刑事ジョン・ルーサー」はこのカテゴリーでは競えず、ドラマ・シリーズ部門にエントリーしなければならない。一方で、過去にドラマ・シリーズ部門にエントリーしていた「True Detective 二人の刑事」はリミテッド・シリーズと見なされることになる。

 今回の変更によりドラマ・シリーズ部門へのエントリーが大幅に増えるが、せめてもの救いはノミネーションの枠が6から7に増やされたことだろう。(澤田理沙)


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