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江口洋介&本木雅弘、「家族には何でも話す?」意見は真っ二つ

江口洋介&本木雅弘、「家族には何でも話す?」意見は真っ二つ
『天空の蜂』で共演した同世代の本木雅弘&江口洋介 - 写真:金井尭子

 巨大ヘリコプターが遠隔操作され、原発に落下する危機を描いた社会派サスペンス『天空の蜂』で初共演を果たした江口洋介と本木雅弘が、互いの印象を赤裸々に語り合った。

 江口洋介が演じたのは、最新鋭の自衛隊ヘリ「ビッグB」の設計士で、息子がそのヘリ内に閉じ込められる湯原。「親子のドラマに、政府の原子力政策の問題といった要素が盛り込まれながら、エンタメ性の高いアクション作品になり得る」と、彼は出演の決め手を告白する。一方、本木は、テロの標的となる原子力発電所の設計士・三島を演じた。東野圭吾の原作を読んだ彼は「これが書かれたのは20年前とは……。予言書を読んでいるようでした」とその後の東日本大震災での原発事故と重なる部分に衝撃を受けたという。

 今回の初共演には心から満足したという二人。江口が「ミステリアスな部分も漂う三島役は、本木くんだからこそ表現できた」と絶賛すれば、本木は「むしろ湯原役の方が難しい。どれだけ熱いセリフも江口氏が言うとリアルに伝わる」と返す。二人の個性の違いから、話はプライベートでの家族関係にも及び、「僕は仕事の話も、何でもオープンにして家族に話しますね」と江口が告白すれば、本木は「僕はその勇気は一生、持てないと思う。身内の前でもリアルな顔と、“作ったリアル”を使い分けちゃうし……」と、ここでも性格の違いがあらわになった。

 そんな二人が共有したのは、本作のテーマについての熱い思いだ。「この国がどんな方向に向かうのか論議されている今の時代に、未来の家族にどんな希望を持たせられるかを考えさせる」と語る江口に対し、「原発も含め、世の中には予測できないことが起こる。それに対して『沈黙の群衆』だった自分への戒めを感じた」という本木。本木が「この共演は黄金比のごとく調和している」と表現する、真逆の個性がぶつかり合う熱演はもちろん、現在のわれわれが受け止めるべきテーマも必見だ。(取材・文:斉藤博昭)

映画『天空の蜂』は9月12日より全国公開


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