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東京国際映画祭コンペ部門、11年ぶりに邦画3作選出!『FOUJITA』『さようなら』『残穢』【第28回東京国際映画祭】

東京国際映画祭コンペ部門、11年ぶりに邦画3作選出!『FOUJITA』『さようなら』『残穢』
選ばれた3作品の日本映画!(上から)『FOUJITA』『さようなら』『残穢【ざんえ】−住んではいけない部屋−』

 10月22日に開幕する第28回東京国際映画祭のコンペティション部門に、日本映画『FOUJITA』『さようなら』『残穢【ざんえ】−住んではいけない部屋−』が選出されたことが明らかになった。コンペ部門に邦画が3作品そろうのは、2004年の第17回開催以来11年ぶりとなる。

 『FOUJITA』はフランスを中心に活躍してきた日本人画家・藤田嗣治の半生を、『死の棘』などの小栗康平監督がオダギリジョーと中谷美紀を迎えて日仏合作で描く作品。二つ目の『さようなら』は、人間とアンドロイドが世界初共演した平田オリザの同名傑作戯曲を、2013年に『ほとりの朔子』で同部門に出品経験のある深田晃司監督が映画化した異色のドラマ。ベストセラー作家・小野不由美の本格ホラー小説を『予告犯』などの中村義洋監督が実写化した『残穢【ざんえ】−住んではいけない部屋−』は、竹内結子と橋本愛の初共演も注目を浴びている。

 今年は86の国と地域から1,409本の応募があり、厳正な予備審査を通過した16作品が同部門で上映される。「巨匠、ヒットメーカー、若手のホープ。3名の異なるタイプの監督をお迎えすることで、日本映画の実力と多様性を世界に発信したいと思いました」と切り出したプログラミング・ディレクターの矢田部吉彦氏は、「仕事柄、世界中の作品を観ていますが、近年日本映画のクオリティはとても充実していると感じており、世界にひけを取りません。この勢いが今年の映画祭で反映される形となりました」と自信をのぞかせた。

 さらに、「小栗監督は『FOUJITA』において自らの妥協なき美学を具現化し、芸術映画の牙城を死守しています。中村監督は『残穢【ざんえ】−住んではいけない部屋−』で恐怖演出の歴史に新たな金字塔を打ち立て、日本の伝統的な怪談映画を深化させました。深田監督は『さようなら』で今まで見たことのない日本映画を完成させ、次代のトップランナーに躍り出ると確信しています」とそれぞれの選出理由に触れると、「まさに三者三様。コンペの日本映画、鉄壁の布陣です」と力強く宣言した。なお、同部門のほかの選出作品は9月29日に発表される予定。(編集部・吉田唯)

第28回東京国際映画祭は10月22日~31日に六本木ヒルズ、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ新宿ほかにて開催


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