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永井豪、師匠・石ノ森章太郎との思い出振り返る…サイボーグ009とデビルマンが対決!

永井豪、師匠・石ノ森章太郎との思い出振り返る…サイボーグ009とデビルマンが対決!
師匠でもありライバル……石ノ森章太郎氏との思い出を語った永井豪

 新作アニメ『サイボーグ009VSデビルマン』で展開する、故・石ノ森章太郎氏の人気キャラクター「サイボーグ009」とのコラボレーションが話題を集める「デビルマン」の原作者・永井豪が、師匠である石ノ森氏への思いを語った。

 これまでアニメ『マジンガーZ対デビルマン』や『グレートマジンガー対ゲッターロボ』など、多くのヒーロー対決ものを手掛けてきた永井。「VS(バーサス)ものを描くようになったのは注文があったから。編集者がマニアだったんで、あれとあれが戦えませんかねと言ってくるんですよ。最初はえ! と思っても、まあいいや、やってしまえと。それなりに苦労しながらもうまく戦わせてきましたね」と振り返る。そんな永井でも、今回の「サイボーグ009」との対決という企画を聞いたときには「まさか!」と驚きを隠せなかったという。

 しかし実際に本作を観てみると「お互いのキャラクターに似た部分がないと、かえってうまくいくんだなと思いましたね。それぞれの良さを全部出してくれて、本当にうまく作ってある」と感心したという。「もし石ノ森先生がこれをご覧になったら、きっと納得してくれたと思いますね」と故人をしのびつつも、「ただ彼はいつも一言多い人だったんで、『デビルマンがかっこよく見えすぎだよ。もっとサイボーグ戦士を活躍させてほしい』とケチを付けたかもしれないですけどね」と笑いながら付け加えた。

 マンガ家デビュー前に、石ノ森氏のアシスタントとして働いていた時期があった。「僕は『009』の大ファンだったから、背景を描けることになって本当にうれしかった。だから石ノ森作品の中でも『009』への思い入れは特に強いんですよ」と切り出した永井は、「009と003はもちろんですが、実は005(ジェロニモ・ジュニア)も大好きだった。でも石ノ森先生がいい扱いをしないので、もっと005を活躍させてくださいとお願いしたこともありました。先生は『へえ、そうなんだ』と言っただけでしたけどね」と懐かしそうな表情に。

 それだけに石ノ森章太郎という存在については「この人を乗り越えなければ、自分はマンガ家として残っていけないんじゃないかというプレッシャーを常に感じていた」といい、「だから彼は僕の師匠でしたが、それと同時にライバルでもありました」と付け加えた。(取材・文:壬生智裕)

『サイボーグ009VSデビルマン』は10月17日より新宿バルト9ほか2週間限定イベント上映


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