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英国女優エミリー・ワトソン、生涯功労賞を受賞!サンセバスチャン国際映画祭にて

英国女優エミリー・ワトソン、生涯功労賞を受賞!サンセバスチャン国際映画祭にて
第63回サンセバスチャン国際映画祭でエミリー・ワトソン、生涯功労賞を受賞 - Carlos Alvarez / Getty Images

 英国女優エミリー・ワトソンがスペインで開催された第63回サンセバスチャン国際映画祭で、生涯功労賞にあたるドノスティア賞を受賞した。

 映画祭ディレクターのホセ=ルイス・ディボルディノスから記念のトロフィーを受け取ったワトソンは、「私の長いキャリアというのは他者になることに時間を費やし、自分自身をさらけ出しているような感覚です。この賞を頂けることを感謝します」と喜びの言葉を述べた。

 同賞は1986年に創設され、米俳優グレゴリー・ペックを皮切りに映画界に貢献してきた世界中の映画人に贈られてきた。2012年には当時41歳だったユアン・マクレガーにも授与しているが、ベテランに対する賞というイメージが強い。それだけに、48歳のワトソンは記者会見で「その年齢に達してないと思うのだけど」と謙遜まじりのジョークを飛ばした。

 何より、いつも映画祭には出演のお披露目をサポートするような気持ちで参加していただけに、自分が主役となることに戸惑いがあったという。ワトソンは「私は他人のフリをするのが上手いだけ。でも、常にチャレンジをしています」とさらりと演技に対する情熱を語った。

 最も印象に残っている作品として、映画デビュー作でいきなりデンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督の洗礼を受けることになった『奇跡の海』(1996)をあげた。同作でワトソンは、下半身付随となった夫の要望で、次々と他の男性と肉体関係を結び、それが愛の証と信じる純粋無垢なヒロインを熱演。その体当たり演技で、米アカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど、世界にその名をとどろかせることとなった。

 ワトソンは「ラースは気難しいと言われていますが、私にとっては素晴らしい体験となりました。いくつものドアを開けて、私を飛び立たせてくれたのですから。この映画に出演する前、私は演技が何たるものか、分かっていなかったと思います」と振り返った。

 ワトソンの出演作は映画『エベレスト 3D』。そのほか、イアン・マッケランとアンソニー・ホプキンス共演のBBCドラマ「ドレッサー」に出演するなど世界を飛び回る日々が続いているが、この夜はサンセバスチャンが誇るミシュラン3ツ星レストラン「アケラレ」へおもむき、関係者らと賞の余韻も味わったようだ。(取材・文:中山治美) 

映画『エベレスト 3D』は11月6日より全国公開


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