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51歳の最年長ボンドガールが語る、女性が年を取るということ

51歳の最年長ボンドガールが語る、女性が年を取るということ
内面の美しさが、若さの美しさに置き換わるのよ - モニカ・ベルッチ - (c) Cliff Watts

 その美貌から「イタリアの宝石」と称されてきた女優のモニカ・ベルッチ(51)。映画『007 スペクター』で最年長のボンドガール(本人いわくボンドウーマン)を演じた彼女が、女性が年を取るということについて語った。

 同役をオファーされたときは驚き、「オーケー。50歳(当時)で何をしなくちゃいけないのかしら」と思いながらロンドンへ向かったというモニカ。そこでサム・メンデス監督から「大人の女性を探していた」と告げられ、彼らが成熟した女性をリアルに、つまり50歳の女優を40代、30代に見せるのではなく、そのままの50歳に見せたいと考えていることに感銘を受けたという。

 「とても挑戦的だと思った。なぜなら成熟した女性がジェームズ・ボンドの腕の中に居るのを初めて見たもの。すごく強い印象を与えるわ。それと同時にとても美しい例になったと思う。女性、女優に対する新しい見方だから。美しく才能があっても、女優は40歳を超えると美しいキャリアを築くことがとても難しくなる。彼女たちが依然として美しく、キャリアをスタートさせた頃より才能があったとしてもね」。

 「問題なのは、40歳を超えた女性は性的な欲望の対象にならなくなるということ。(見る目のない)気の毒なベイビーたち。ある年齢を過ぎると、女性はただ家に居てパスタを作っていなくちゃいけないらしいわ。これってとても男性的な見方よ。でも、これは変わってきている。女性たちについての別の見方があるって、彼女たち自身が変わってきているから」。本作を含め最近3作品をハリウッド以外で撮ったというモニカは、ヨーロッパでは40歳を過ぎても女優たちが働くことができる環境ができてきていると感じていると明かした。

 モニカは年齢を重ねることを受け入れ、変化は素晴らしいことと捉えている。「『マレーナ』や『マトリックス』シリーズ、『アレックス』をやった時とは違う人物であることを受け入れている。それは美しいことよ。同じでなんかいたくない。母になって、子供を持つという変化も好き。体や顔が変わるのが気になったとしても、それって興味深いことだと思うの。なぜなら人生へ違ったアプローチができるから。内面の美しさが、若さの美しさに置き換わるのよ」。そうゆったりと語るモニカは内面から美しく輝いていた。(編集部・市川遥)

映画『007 スペクター』は11月27、28、29日に先行公開 12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開


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