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夫が女性になっても愛し続けられるのか…?アカデミー賞有力作『リリーのすべて』予告編公開

夫が女性になっても愛し続けられるのか…?アカデミー賞有力作『リリーのすべて』予告編公開
エディ・レッドメインが麗しの美女に変身! - (C)2015 Universal Studios. All Rights Reserved.

 『博士と彼女のセオリー』(2014)でアカデミー賞初ノミネートにして主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインが、世界初の性別適合手術を受けたデンマーク人画家を演じる伝記映画『リリーのすべて』。本作の予告編が公開となり、主人公の女性としてのアイデンティティーが目覚めていく過程の一端が明らかになった。

 予告編映像には公私ともに充実した日々を送っていた風景画家のアイナー・ヴェイナーが、肖像画家の妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)から頼まれ女性モデルの代役を務めたことから、自分の中に女性としてのアイデンティティーが潜んでいることに気付く瞬間が。初めはそんな自分に戸惑い「このことは誰にも言わないで」と言っていたアイナーが次第に自分が女性であることを確信していく一方で、妻は女性としての夫を受け止められるのか思い悩み、夫婦の間に亀裂が生まれる。愛し合いながらもアイナーのアイデンティティーの変化、そこから生じる試練に葛藤する2人の姿が胸に迫ってくる。

 中でも目を引くのは、『007 スカイフォール』『007 スペクター』のQ役で知られるベン・ウィショーと、エディのキスシーン。ベンが演じるのはドレスをまとったアイナー=リリーに恋する男性。「君は他の女性と違う。キスする前に許可を取らないといけない気分になる」というロマンチックなセリフからも、いかに彼がリリーに魅せられているのかがうかがえる。そんな恋敵の出現からも、「アイナー(リリー)とゲルダは互いの全てを受け入れ、性別を超えて夫婦であり続けられるのか?」と2人の行く末に思いを巡らせずにいられない。

 本作は『英国王のスピーチ』でアカデミー賞4部門を制覇したトム・フーパー監督と、エディがヒット作『レ・ミゼラブル』に続いてタッグを組んだ作品。先日、発表されたアカデミー賞前哨戦とされるサテライト賞(第20回)では監督賞、主演男優賞、助演男優賞など7部門にノミネートされた。(編集部・石井百合子)

映画『リリーのすべて』は2016年3月18日より全国公開


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