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佐藤浩市、若山富三郎からの教えを振り返る

佐藤浩市、若山富三郎からの教えを振り返る
俳優人生を振り返り、若手俳優への思いを明かした佐藤浩市

 俳優の佐藤浩市が17日、群馬県前橋市のベイシア文化ホールで行われたトークショー「佐藤浩市が演じ続けるわけ~今までの俳優人生、そして『64』を語る~」に小説家の横山秀夫とともに来場、これまでの俳優人生を振り返った。

 群馬県の地方紙・上毛新聞が女性向けに行った本トークショーには、1,400人の女性客が来場。「こちらの女性は、ひらがなの頭文字を言うとすぐに上毛かるたの句が出てくるんですよ」と司会者に促され、「え」をリクエスト。会場が一体となって「縁起だるまの少林山」と詠み上げるさまに、佐藤も思わず目を丸くさせつつも、「僕も業界でそう呼ばれています。縁起でなく、演技をする方ですよ」とコメント。会場からは大きな拍手が送られるなど、群馬の女性たちの心をしっかりとつかんだ様子だった。

 この日のトークで自身のキャリアを振り返った佐藤。デビュー作は1980年のNHKドラマ「続・続 事件~月の景色~」。演出は深町幸男、共演は若山富三郎だった。殺人を犯した19歳の少年(佐藤)に、若山演じる老弁護士が接見するシーンを振り返った佐藤は「若山先生から『お前、気持ちができているのか? 便所に行って気持ちを作ってこい』と言われて。かれこれ90分くらい閉じこもっていて。その間は現場はストップしていた。やはり三國連太郎の息子がデビューするのに、それなりの責任を感じてくださったのでしょう。怒鳴られてばかりでしたけど、昔は新人を育てる余裕があったんでしょうね。いい時代でした」と述懐。

 佐藤の最新作「64−ロクヨン−」は、三上(佐藤)率いる警視庁広報室と記者クラブとの対立が描かれる。佐藤は共演する若手俳優たちに「全力でぶつかってこい。中途半端はするな」といった言葉を投げかけたという。瑛太を始めとした若手たちは、その言葉に刺激され、熱のこもった演技を披露している。「瑛太君にしても、部下役の綾野(剛)君にしても、年齢は30歳くらいだと思うけど、どこかで自分がやってきたことをぶっ壊したいんだろうなと。男の子はそうやって前進した方がいい」と切り出した佐藤は、「自分が教わってきたものを若手に返したい」と考えている様子。一方、女優については「(『魚影の群れ』の)夏目(雅子)君とか、(『ザ・マジックアワー』の)深津(絵里)さんとかもそうですが、女優さんはたくましいですよ。少々押されてもよろけないだろうなという強さがあります」と笑いながら付け加えた。

映画『64−ロクヨン−前編』は5月7日より、映画『64−ロクヨン−後編』は6月11日より全国公開


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