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國村隼、韓国スリラーで初カンヌ!『チェイサー』監督の過酷すぎる現場とは?【第69回カンヌ国際映画祭】(1/2)

國村隼、韓国スリラーで初カンヌ!『チェイサー』監督の過酷すぎる現場とは?
カンヌで取材に応じた國村隼

 第69回カンヌ国際映画祭でアウト・オブ・コンペティション部門に出品された韓国映画『ザ・ストレンジャーズ(英題) / The Strangers』に出演した俳優の國村隼がフランスで取材に応じ、初めての韓国映画での過酷な撮影、そして初めてのカンヌの感想を語った。

 『チェイサー』や『哀しき獣』で知られる鬼才ナ・ホンジン監督がメガホンを取った本作。國村演じる謎の男が韓国の小さな村に住みつくようになってから、その村では残虐な殺人事件が次々と発生し、警察や村人たちは彼に疑いの目を向けるようになるが……。二転三転し、予想もつかない結末へと一気に転がっていくスリラーで、カンヌではスタンディングオベーションで迎えられたほか、すでに公開が始まっている韓国では12日間で400万人を動員する大ヒットとなっている。

 韓国映画の撮影のタフさについては聞いていたが、実際に体験して「本当に過酷だ」と思ったという國村。「だけど、終わってから他の韓国の人に『韓国の現場がみんなこれと一緒だと思わんといて! ナ・ホンジンの映画が特別なの!』と言われました」とナ監督の現場は韓国映画の中でも特に過酷だったようだと笑いながら明かす。

 まず、撮影現場が「人がこんなところに行く!?」というような僻地だった。「がれきがごろごろで、人が一人やっと通れるようなところに毎日通わないといけないんです」。さらに妥協を知らないナ監督は、自分が納得できるまでひたすら俳優たちに演じさせようとするという。「テイクは数えたことないですね。数えると悲しくなるというか(笑)。でも彼が『OK』と言ったら、これは絶対にいいものになっているなと。ただ体力的にはきつかったです」。

 体力的に限界まで追い込む撮影だっただけに、「『もうムリや』とこっち側からの要請でやめたカットとかいっぱいあります。『もうムリやから!』と(笑)。そんなときでも値切り交渉みたいに、『じゃあ、あと2回だけ!』とかって、そういうせめぎ合いをやっていました(笑)」と述懐。カンヌの公式会見でナ監督は「(過酷な撮影を)謝りたいと思います。最後のシーンで、通訳の人が訳してくれないくらい國村さんに怒られたんです」と語って会場を笑わせていたが、國村は「あれは怒ったんじゃないんですよ。今言ったことの延長線上にあることで、『もう頼むからこれで終わりね!』と(大きな声で)言うただけです(笑)。でも、監督、絶対怒られたなんてそのとき思ってないと思うけどね。ナ・ホンジンのジョークはわかりづらいんですよ」と苦笑いだった。


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