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山田洋次『家族はつらいよ』続編製作へ!<コメント全文>(1/2)

山田洋次『家族はつらいよ』続編製作へ!<コメント全文>
目指せ50作! - (C)2016 「家族はつらいよ」製作委員会

 今年3月に公開された山田洋次監督の映画『家族はつらいよ』の続編『家族はつらいよ II(仮題)』の製作決定が発表された。前作で『男はつらいよ』シリーズ終了後から約20年ぶりに本格喜劇のメガホンを取った山田監督は、『男はつらいよ』を作った時と同じような感想が観客からあったことを明かし、「そんな声に後押しされるような気持ちで作ろうと思います」と意欲を見せている。

 『東京家族』(2013)で一家を演じた8人(橋爪功・吉行和子・西村雅彦・夏川結衣・中嶋朋子・林家正蔵・妻夫木聡・蒼井優)が再び集合する本作。「熟年離婚」をテーマにおいた前作に対して、今作では「無縁社会」が描かれる。

 舞台は平田周造(橋爪)と富子(吉行)の離婚騒動から数年がたった平田家。周造はマイカーでの気ままな外出を楽しみにしていたが、車に凹み傷が目立ち始めたことから高齢者の危険運転を心配した長男夫婦(西村・夏川)は、運転免許を返上させることを画策する。しかし頑固な周造に誰もその件を話したがらず、兄妹夫婦(林家・中嶋、妻夫木・蒼井)でなすりつけ合ううちに、周造は意地でも運転を止めようとせず、平田家を不穏な空気が包む。

 そんなある日、周造は行きつけの居酒屋の女将かよ(風吹ジュン)とドライブへ行くことに。そしてそこで故郷広島の同級生・丸田吟平(小林稔侍、前作とは別の役)と偶然出くわす。 かよのお店で約40年ぶりに酒を酌み交わしたその夜、周造が丸田を自宅に泊めたことから、平田家にはさらなる騒動が襲いかかって……。(編集部・海江田宗)

以下、山田洋次監督コメント全文

 40年以上も前になるけれども、新宿の映画館で『男はつらいよ』第1作を、観客が大きな声を出して笑っていたのを昨日のことのように覚えています。「もっともっと作ってくれ、俺たちまだまだ観てやるからな」という声がそのとき、お客さんから聞こえたような気がしました。そして前作『家族はつらいよ』を観たたくさんの方から「面白かった。これはシリーズになりますね」と言って頂きました。それは『男はつらいよ』をつくった時と同じでした。今回もそんな声に後押しされるような気持ちで作ろうと思います。

  前回は「熟年離婚」がテーマでしたが、今回のテーマは「無縁社会」です。平田家の家族はしょっちゅう喧嘩をするし、家族なんて面倒臭いなぁと思っているんだけども、ある登場人物の悲しい人生、昔は格好良くて、女の子からもモテ、一生懸命働き、順調だったはずの男が、バブルの時代を越えて、どんどん生活が苦しくなり、滑り台を滑るように最後までいってしまう。


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