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関ジャニ丸山隆平、映画単独初主演作で1人4役に挑戦

丸山隆平と舞台「BOB」以来2度目のタッグを組む西田征史
丸山隆平と舞台「BOB」以来2度目のタッグを組む西田征史

 関ジャニ∞丸山隆平が、1人4役を演じる『泥棒役者』(2017年11月公開)で映画単独初主演を務めることが明らかになった。本作は、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(2016)の脚本を手掛け、映画『小野寺の弟・小野寺の姉』(2014)で初メガホンをとった西田征史の監督第2作で、2012年に上演された舞台「BOB」に続いて西田とタッグを組む丸山は、「西田さんの手がける脚本はどれもサプライズ的なマジックが隠されていて、とても普遍的でヒトの体温を感じるんです」と西田ワールドの魅力を語っている。

 映画『泥棒役者』は、西田が2006年に作・演出した舞台を自ら映画化するもの。同じく自身が作・演出した舞台「BOB」で主演を務めた丸山の才能にほれ込んだ西田監督の熱望により、映画で2度目のコンビが実現することとなった。

 丸山が本作で演じるのは、元泥棒の29歳の主人公・大貫はじめ。今は溶接工員としてまじめに働き、恋人とささやかながら幸せな生活を送っていたはじめだが、昔の泥棒仲間とバッタリ会ったのが運の尽き。彼に脅迫され、とある絵本作家の豪邸に侵入するハメになる。しかしはじめは豪邸で出会う人々から「豪邸の主人」「売れっ子絵本作家」「編集者」と間違えられ、泥棒であることを隠すためにその「役」を必死に演じていく……というユーモラスな役どころだ。

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 丸山は、本作の登場人物たちを「クセはあるのだけれど、どこか憎めない魅力的な人達ばかり」だと言い、「そんな登場人物たちを相手に、時に騙したり、騙されたり、惑わされたり、踊らされたりしながら、全てのエネルギーを込めて、スクリーンの中で暴れさせていければと企んでおります」とアツい意気込みを語っている。

 アイドルグループ、関ジャニ∞のメンバーとして活躍する一方、2011年の舞台「ギルバート・グレイプ」の初主演を皮切りに、テレビドラマ「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(2012)、「地獄先生ぬ~べ~」(2014)、シェイクスピアの舞台「マクベス」(2016)などに主演し、俳優としての活躍の場を広げて来た丸山が、初の映画単独主演作でさらなる飛躍に挑む。(編集部・石井百合子)

映画『泥棒役者』は11月よりTOHOシネマズ新宿ほか全国公開

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