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デイン・デハーン、新作サイコスリラーで経験した壮絶な撮影

デイン・デハーン
デイン・デハーン

 映画『アメイジング・スパイダーマン2』などで知られる若手俳優のデイン・デハーンが、新作『ア・キュア・フォー・ウェルネス(原題) / A Cure For Wellness』について、ゴア・ヴァービンスキー監督と共に、2月14日(日本時間)ニューヨークのAOL開催のイベントで語った。

【写真】ジェームズ・ディーンになりきった!デイン・デハーン

 戻らない社長を探しにアルプスの療養施設まで出向いた主人公のロックハート(デイン)が、その温泉治療施設の秘密に迫るサイコスリラー。2月17日に全米公開されたばかりの話題作だ。

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 複雑なストーリーを映画化することについて、ヴァービンスキー監督は「本当に難しい。この題材だと観客を呼び込むことは困難だ」とコメント。さらに「今は映画館に行くと、鑑賞前にも関わらず映画の内容をほとんど把握しているが、昔は違っていた。なぜなら昔は映画化された作品のビデオゲームで遊んだり、テーマパークで(映画化された作品の)アトラクションに乗ったり、グラフィックノベルを読むこともなかったからね」と苦言を呈した。

A Cure for Wellness
ゴア・ヴァービンスキー監督

 出演経緯についてデインは「ヴァービンスキー監督から電話を受けてロサンゼルスに飛んだ。彼は僕に『スリラー映画を作りたい。それは1970年代のスリラー作品に影響を受けたもので、僕の好きな怖いジャンルだ』と教えてくれた。それから脚本や資料が送られてきて、内容を読んで、今作がモダンでワイルドでクレイジーで、そしてオリジナルであることがわかった」と答えた。デインにとって、これまでにないジャンルであったことが、出演の決め手になったそうだ。

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 さらにデインは「温泉療法を受けるシーンを撮影するため、僕はタンクの中で垂直に立つ必要があった。僕はケーブルでつながれた装着帯をつけていたため、全く身動きが取れなかったんだ。それに、骨折している設定だったのでギブスを付けていたんだけど、ギブスが水に浮いてしまうから、中に重りをつけて垂直に立てるようにしたんだよ。そんな撮影が20分も続いて、ダイバーに助けてもらうこともあった」と壮絶な撮影を振り返った。(取材・文:細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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