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三浦大知「カルテットも観てました」元Folder・満島ひかりから刺激

ひかりはものすごい表現者
ひかりはものすごい表現者

 1997年に男女7人組ダンスボーカルユニット・Folderのメインボーカルとしてデビューし、現在はソロアーティストとして活動する三浦大知(29)が、先月22日に1年半ぶり6枚目のニューアルバム「HIT」をリリースした。Folderといえば、現在女優として活躍する満島ひかり(31)もメンバーだったことで知られる。昔のメンバーとは今でも定期的に連絡を取っているという三浦が、別の道を進んだ満島の存在や、Folder時代について語った。

【写真】約16年ぶりに共演した満島ひかり&三浦大知

 三浦はFolderとしての活動を経て、2000年に変声期のため活動を休止。その後、2005年にシングル「Keep It Goin' On」でソロデビューし、「仮面ライダーエグゼイド」の主題歌に起用された最新シングル「EXCITE」はデビュー20年目にして初のオリコン1位を獲得するなど、歌って踊る唯一無二の男性ソロアーティストとして飛躍を続けている。

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 「僕は一人っ子なので、昔のメンバーはちょっと兄弟みたいなところがあります。別に毎日連絡を取るわけじゃないけれど、定期的に連絡を取ったりみたいな距離感が兄弟に近かったりするのかなって思いますね」。満島とも連絡を取っているそうで、「シングルを出したときに『これ、カッコよかったね』みたいな感じで連絡をくれたりすることもありますし、ご飯を食べに行ったりすることもあります」という。

 アーティストと女優、それぞれの道の第一線で輝き続ける二人。三浦にとっても満島の存在は刺激になっているようで、「ひかりはものすごい表現者だと思いますし、カッコいいと思います。自分も同じメンバーだったっていうのもあるので、負けていられないなというか、頑張んなきゃなって思います」と尊敬のまなざしを向ける。

 満島の出ている作品を観ることもあるといい、「ドラマ『カルテット』も観ていました。ひかりのすごいところはひかりだと思ってあんまり見なくていいんです。ふつう知り合いが出ていたりしたら、少し恥ずかしくなったりしてもおかしくないじゃないですか。そういうことはもちろん感じさせないし、演技のことは僕が語れるものじゃないんですけど、でもやっぱり空気の作り方とかも素晴らしいなと思うので刺激になります」。

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 そんな二人が共に歌って踊っていたという、今となっては考えられないようなグループ・Folder。三浦は「当時の経験は大きいと思います。それがなければ今の三浦大知は生まれなかったし、やっぱりみんなで歌を練習していた時期はすごく楽しかった。歌やダンスの楽しさをみんなで共有しながらやっていたので、すごく必要な時期でした。それで知ってくれた人もたくさんいるから」と述懐する。

 「僕は、音楽は常に“気づき”であるといいなと思っていて、曲を聴いたから何かに気づけたとか、新しい価値観に出会ったとか、疲れていたけどこの曲を聴いたら“気づき”があったから前に進めたとか、そういうみんなの心や背中を押せるようなものに、三浦大知の音楽がなっていたらすごくいいなと思っています。常に探求しながらいろんな三浦大知を作っていけたら」と前を向いた。(編集部・中山雄一朗)

ニューアルバム「HIT」とライブDVD / ブルーレイ「DAICHI MIURA LIVE TOUR (RE)PLAY FINAL at 国立代々木競技場第一体育館」は発売中

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