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デッドプール、アベンジャーズに便乗してネタバレ自粛を呼びかけ

さすがデッドプール! - 写真はライアン・レイノルズのTwitterのスクリーンショット
さすがデッドプール! - 写真はライアン・レイノルズのTwitterのスクリーンショット

 映画『デッドプール2』より、デッドプール本人がファンに対して鑑賞後のネタバレを控えるよう呼びかける声明を発表した。ところが、この声明が『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の監督が発表したものと酷似していることで話題となっている。

【写真】元ネタとなったルッソ兄弟の手紙

 声明は、現地時間9日にデッドプールを演じるライアン・レイノルズのTwitter上にアップされ、写真には一枚の手紙と、デッドプール、子供、動物たちの手が写っている。手紙には、デッドプールが本作を鑑賞するファンに対して、作品のネタバレを控えることを訴える内容がつづられている。

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 実はこの写真、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公開時に、監督のアンソニー・ルッソジョー・ルッソ兄弟がTwitter上にアップした声明のパロディになっている。監督のアップした写真にも、一枚の手紙と共に『インフィニティ・ウォー』の敵サノスの手が写っており、手紙の内容もファンへのネタバレ自粛を求めるものであった。デッドプールは、この声明の文章と写真の構図を見事に完全コピーしたのだった。

 デッドプールからの手紙にはもちろん、彼らしい過激なジョークが散りばめられている。例えば、話題を呼んだディズニーによる21世紀フォックス買収をネタに、スタジオのロゴを消して“TBD(未定)”と記載し、スタジオの存続危機を暗示。作品について、アメリカの有名マジシャンのトリックや、ケンタッキーフライドチキンの秘伝のスパイスを例えに秘密主義を主張……しかし、そのマジシャンは動画でトリックのネタばらしをしていたり、ケンタッキーのスパイスは過去に流出事件が発生していたりと、作品に対してそれほど秘密主義がとられていないことを自虐している。

 作品を待ち望んでいるファンに対しては「作品を鑑賞する際、本編で面白かった場面についてク〇みたいな言葉は言わないでくれ」と訴えかけ、最後にルッソ兄弟が用いた「#ThanosDemandsYourSilence(サノスはあなた方の沈黙を求めています)」をオマージュした、とてつもない長さのハッシュタグが添えられている。

 コスチュームをピンク色に染めてガン予防を訴えかけたり、歌姫セリーヌ・ディオンとミュージックビデオで共演するなど、型破りなプロモーションを行っているデッドプール。公開が近づく中、ますます過激になる彼の行動にも注目だ。(編集部:倉本拓弥)

映画『デッドプール2』は6月1日より全国公開

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