『ダンケルク』ジャック・ロウデン、新作でクズ野郎役「殴りたくなった」
映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(3月15日公開)から、ジャック・ロウデンとジョー・アルウィンのインタビュー映像が公開された。『ダンケルク』のパイロット役で人気を博したジャックは、本作で演じたダーンリー卿について「(リサーチ中)どの資料を見ても腹が立つ男で、殴りたくなったよ。『黙れ、クズ野郎』って」と率直な言葉で語っている。
【動画】ジャック・ロウデンとジョー・アルウィンのインタビュー映像
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は、スコットランド女王メアリー・スチュアート(シアーシャ・ローナン)とイングランド女王エリザベスI世(マーゴット・ロビー)の波瀾万丈の人生を描いた伝記ドラマ。ダーンリー卿はメアリーと結婚し、スコットランド王配の称号を得る男だ。
ジャックは「彼は国王になれると思っていたんだが、厄介者として扱われ始める。メアリーだけでなく、宮廷からもだ」とダーンリー卿について説明。「ある資料で見たんだけど、彼はわざわざローマまで行って『彼女が僕を国王にしてくれないんです。あなたが僕を国王にしてくれませんか?』と教皇に頼んだらしいよ」と彼のクズ野郎っぷりを上目遣いで明かした。
一方、人気歌手テイラー・スウィフトの恋人としても知られるジョーが演じたのは、エリザベス女王の寵臣で恋人だったロバート・ダドリーだ。彼は本作に登場する他の男性陣とは少し違うといい、「権力を手にしたいという野心がなくて、エリザベス女王を純粋に愛し、気に掛けていた」と語っている。
このほかインタビュー映像には、ジョーの言葉にジャックが顔を隠して大笑いするかわいらしい場面も。シアーシャ・ローナン&マーゴット・ロビーという女優陣が輝く本作だが、二人の英国人俳優にも注目したい。
映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は3月15日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開