『スパイダーマン』女性ヒーロー主人公のスピンオフ映画が始動!
米ソニー・ピクチャーズが『スパイダーマン』の新たなスピンオフ映画として、女性ヒーロー・ジャックポットが主人公の作品を企画していると、Deadlineが独占で報じた。
ジャックポットは、原作コミック「Spider-Man: Swing Shift」で初登場した女性スーパーヒーロー。妊娠中の科学者サラ・エレットが細胞のDNAを書き換えるウイルスを浴びたことで誕生し、家族の安全のために並外れた怪力を駆使して戦う。原作では、戦いに疲れたサラが、アラナ・ジョブソンというキャラクターにジャックポットを譲っている。
同サイトによると、DCドラマ「ARROW/アロー」の製作総指揮で知られるマーク・グッゲンハイムが脚本を執筆するという。マークはドラマのみならず、「アクアマン」「アメイジング・スパイダーマン」「スーパーマン/バットマン」といった原作コミックにも携わっており、ジャックポットの原作ストーリーも執筆経験がある。
ソニーは現在、『スパイダーマン』ユニバースを拡大すべく、スピンオフ作品の企画・製作に着手している。2021年には、『モービウス』(2021年3月19日全米公開)、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(原題) / Venom: Let There Be Carnage』(2021年6月25日全米公開)が公開されるほか、クレイヴン・ザ・ハンター、シルク、マダム・ウェブといったキャラクターの映画化も進めている。(編集部・倉本拓弥)