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『コンスタンティン』続編はスタジオ次第!キアヌ&製作陣が15周年で再会

Constantine: 15th Anniversary Reunion | Comic-Con@Home 2020 » 動画の詳細

 キアヌ・リーヴスが2005年に主演を務めた映画『コンスタンティン』の公開15周年を記念した同窓会イベントが、現地時間25日、オンラインで開催中の「コミコン@ホーム」内で行われ、キアヌ、フランシス・ローレンス監督、プロデューサーのアキヴァ・ゴールズマンがリモートで製作秘話や続編の可能性について語った。

【動画】キアヌ、聖なるショットガンに大興奮!『コンスタンティン』パネルの模様

 本作は、DCコミックス刊行のアメリカンコミック「ヘルブレイザー」を原案とするオカルトアクション。人間界で悪魔祓いを生業にする私立探偵ジョン・コンスタンティンが、謎の殺人事件を追うさまを描いており、レイチェル・ワイズシャイア・ラブーフティルダ・スウィントンら豪華キャストが脇を固めている。

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 すさんだ生活を送りながら、聖なるショットガンなど様々な道具を駆使して悪魔と戦うコンスタンティンを見事に演じたキアヌ。出演前は原作を知らなかったそうで、「脚本をもらってから、少しリサーチしたんだ。多少ためらいはあったんだけど、人間界と地獄が均衡している世界観と、ユーモアに惹かれたよ」と振り返る。

 本国では、R指定として公開された本作。ローレンス監督によると、製作スタジオのワーナー・ブラザースは、コスト面を考慮してPG-13指定になるようにガイドラインを作成していたという。基準に沿って映画を製作したものの、作品の重苦しいトーンが引っ掛かり、結局はR指定に。アキヴァは「宗教的なホラー映画はR指定になりやすい。何故だか知らないけど、デーモンが(R指定の)トリガーになるらしい。だから、フィルムメーカーには『R指定映画を作りたいなら、デーモンを出せ』と言っておきたいね」とユーモラスに語っている。

 本作は、公開から15年経過した現在もなお、ファンから熱狂的な支持を得ている。ローレンス監督は「新作のプロモーションで色んな国を訪れるけど、毎回『コンスタンティン』のDVDにサインしてるんだ。僕が監督した映画の中でも、ダントツで人気がある。Rotten Tomatoes(米映画批評サイト)が、『評価の数値に関して謝罪したい』って記事を投稿するほどさ」と人気の高さを実感していた。

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 そんな熱狂的ファンが求めているのは、本作の続編だ。かねてからキアヌは、コンスタンティン再演を望んでおり、ローレンス監督も先日、続編を希望していると/Filmに明かしていた。しかし、ワーナーは現在、コンスタンティンが所属するDCのヒーローチーム「ジャスティス・リーグ・ダーク」を基にした映画&テレビドラマの企画を開発しており、ローレンス監督たちがコンスタンティンを使用することができない。

 アキヴァは続編について「もちろん、絶えず企画は浮上しているよ」とコメント。全てワーナーは次第で、企画が前進しないのは、やはりスタジオが首を縦に振らないからだそう。ローレンス監督も「スタジオ以上に、僕らは続編について考えている」と改めて続編製作に前向きであることを示した。

 イベント内では、キアヌが聖なるショットガンを久々に目にして大喜びする一幕や、ティルダが演じた天使ガブリエルのモノマネをするシーンも。公開15年が経過してもなお、彼らが作品を愛している様子がうかがえた。(編集部・倉本拓弥)

「コミコン@ホーム」は現地時間7月22日から26日までオンラインで開催中

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