マーベル「ワンダヴィジョン」は毎話異なる年代設定!
マーベル・スタジオ初の実写ドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」のポスター6種類が公開された。メインキャストのポール・ベタニーによると、本作は毎話異なる年代設定となっているそうで、ポスターには1950年代~2000年代まで、10年ごとに移り変わる時代背景がデザインされている。
「ワンダヴィジョン」は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に、スカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール)の姿を描くドラマシリーズ。郊外で理想的な生活を送るワンダとヴィジョンだが、徐々に日常の裏に隠された“謎”が剥き出しになっていく。
MCU作品で初めてシットコム(シチュエーション・コメディ)形式を取り入れたこと以外、ほとんど詳細が明かされていなかった本作。今回ポールは、「ワンダとヴィジョンは、シットコムの世界で目覚めるんだ。そして、エピソードごとに、ある年代からある年代へと自分たちがアメリカの世紀(100年)を駆け抜けていっているようになぜ思えるのか、その理由を見つけようとする。『この場所はどこだ? 彼らは誰だ? 何者なんだ?』と徐々に様々なことに気づいていくんだ」と謎に包まれた内容の一部を明かした。
さらに、ポールは「本作ではワンダのジャーニーが描かれ、なぜ彼女が、自分自身が理解できない場所に居るのかを知ることになる。そして、そのことが観客にシットコムの世界を経験させることになるんだ」とワンダの物語に新展開が訪れることを示唆。「でももちろんそれだけではなく、みんなが知っていて、とても馴染みのあるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアクション映画にもなっていくんだよ」とMCU映画さながらのアクションシーン登場も予告している。
いよいよ、来年1月15日より動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で配信となる本作。ポールとエリザベスは、日本のファンに向けて「日本にいるすべての僕らのファンの皆さん、この新しい作品を気に入ってくれることをとても期待しているよ。僕らはこの作品にとても一生懸命取り組んだ。そして、この作品がとても可笑しくて、とても感動的で、とても満足させられるものだと信じている。ぜひ『ワンダヴィジョン』を見てほしい!」(ポール)、「マーベルや私たちはいつも、ファンたちのためにストーリーを作ると言っているわ。彼らはファンによって作られていて、彼らはファンのためにいるの。だから、私たちがこの作品作りを楽しんだのと同じぐらい、本作を楽しんでくれることを願っているわ」(エリザベス)と作品をアピールしている。(編集部・倉本拓弥)
ディズニープラスオリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」は2021年1月15日米同時配信