婚活女子に捧ぐ…海ドラのヒロインに学ぶ究極の恋愛必勝法（3/5）
海外ドラマスペシャル
ツンデレぶりがハートに火を付ける！
～伯爵令嬢メアリー・クローリー「ダウントン・アビー」～
家政婦長のヒューズ（フィリス・ローガン）いわく「威張って」いて、傲慢。「ダウントン・アビー」に登場するクールビューティー、メアリー・クローリー（ミシェル・ドッカリー）は「狩り」が趣味で無類の負けず嫌い。妹のイーディス（ローラ・カーマイケル）をはじめ同性に敬遠されやすく、決して万人受けするタイプではない。しかし、中にはそんな極端な気の強さにメロメロになってしまう男性も……。1912年、豪華客船タイタニック号が沈没し、将来家督を相続するはずだったメアリーの婚約者が帰らぬ人となり、新たな相続人として遠縁で中流階級の弁護士マシュー・クローリー（ダン・スティーヴンス）がやってくる。メアリーがマシューと結婚すれば、爵位、財産を維持できることになるわけで一家は安泰と思いきや、メアリーはこの政略結婚にお冠で、何かとつけてはマシューに反発する。
基本的には大人なマシューも、中流階級の自分を見下し、よそ者扱いするメアリーにはさすがにムッとし、一方でメアリーは公爵や貴族の息子など上流階級の男性と結婚すべく婚活にやっきになり、2人は犬猿の仲に……。と思っていたら、不思議なことにマシューにとって、徐々にメアリーは気になって仕方がない存在になっていく。メアリーも祖母や母親から「むげにマシューに冷たく当たるんじゃない」とたしなめられたからなのか、売り言葉に買い言葉といった感で何かとマシューを攻撃してはやり合い、まるでボクシングの試合のようだった夕食時にも笑って会話をするようになり、ついにマシューがメアリーとプロポーズ！ その後、メアリーの致命的なスキャンダルが災いしてすれ違い、戦争が勃発し、つかず離れず状態の2人がもどかしいったらないのだけれど、相続問題や戦争、そしてマシューとの苦しい恋など「変化」の波にもまれ、恋敵が出現しても決して取り乱さない聡明な女性へと成長したメアリーが何と輝いて見えることか。アビー家の頼れる執事カーソン（ジム・カーター）が、3姉妹の中で最もメアリーに忠義を尽くしていることからも、彼女のツンデレぶりに萌える男性は少なくないのかも。
「ダウントン・アビー」
シーズン5はスターチャンネルで放送中（7月31日よりシーズン6放送開始）
シーズン1はAXNミステリーで放送中
シーズン1～4までhulu、Netflix、Amazonビデオ、Rakuten SHOWTIME、U-NEXTで配信中
シーズン1～3はGoogle Playで配信中
シーズン1～4DVD＆ブルーレイはNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンより発売中
＞次ページは「プリティ・リトル・ライアーズ」
