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「光る君へ」ブチ切れ&暴言の道兼に反応真っ二つ

第14回より、父・兼家(段田安則)に激高する道兼(玉置玲央)
第14回より、父・兼家(段田安則)に激高する道兼(玉置玲央) - (C)NHK

 吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の7日放送・第14回では摂政の兼家(段田安則)が、嫡男・道隆(井浦新)を後継者に指名。それに猛反発した弟の道兼(玉置玲央)の言動を巡って、視聴者の間では同情と批判に意見が分かれている(※一部ネタバレあり)。

【画像】道兼がブチ切れ!兼家に衝撃の一言

~以下、14回のネタバレを含みます~

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 第14回「星落ちてなお」では、兼家が息子の道隆、道兼、道長(柄本佑)を集めると摂政の座を退き出家すること、そして跡継ぎを道隆とすると告げた。しかし、これまで父のため汚れ仕事を一手に引き受けてきた道兼は「父上は正気を失っておられる。父上の今日があるは私の働きがあってこそ」と激高。これに対し兼家は「黙れ、正気を失っておるのはお前の方じゃ。お前のような人殺しに一族の長が務まると思うのか。大それた望みを抱くなぞ許し難し」と一蹴。すると道兼はこれまで父が行ってきた非道の数々を暴露し、兼家は「これからもわが家の汚れ仕事を担い兄を支えてまいれ。それが嫌なら身分を捨て、どこへでも流れていくがよい」と言い捨てた。

 怒りに震えた道兼は兼家に「この老いぼれが……とっとと死ね!」と罵声を浴びせてその場を後にしたが、SNSでは「どっちもどっち…」と中立の声もあれば、「相変わらず道兼の扱いがひどい」「ひどすぎる暴言だけど道兼の扱いが酷過ぎたかな」「あれだけ手を汚したのに…」「さすがに道兼可哀そう」「もう用済み…」「道兼どんまい…」など道兼に同情する声や、「まひろの母を殺したんだから」「気持ちはわかるが器じゃない」「すねるにもほどがある」「道兼相変わらずクソ」など批判の声も上がった。

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 前話の公任(町田啓太)と道兼の会話では、公任が関白の父・頼忠(橋爪淳)から摂政が最も頼りにしているのは道兼だと聞かされており、今は道隆を立てているが後継者には道兼を指名するはずだとよいしょ。これに道兼は「俺が摂政か関白になれば必ずそなたを取り立ててやろう」と気を良くしていた。これまで円融天皇(坂東巳之助)に毒を盛ったり、次の帝・花山天皇(本郷奏多)を懐柔して出家の後押しをしたり、父のために幾度も危ない橋を渡ってきた道兼からすれば、父に利用されるだけされて裏切られたことになる。

 後半では兼家の死後、道兼が喪に服さず女、酒に溺れたあげく、妻に三下り半を突き付けられる様子が映し出された。一方、道隆は露骨に息子の伊周(三浦翔平)を出世させ、娘の定子(高畑充希)を巡って前代未聞の行いに出るなど独裁政権の兆しを見せたが、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)は兼家の死の前に「今宵星は落ちる、次なる者も長くはあるまい」と予言していた。(石川友里恵)

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