全米ボックスオフィス考

スーパーボウル・サンデー、全米映画の勝者は3人の無名俳優が主演を務めたSF映画『クロニクル』! -2月6日版

2012/02/07
スーパーボウル・サンデー、全米映画の勝者は3人の無名俳優が主演を務めたSF映画『クロニクル』! -2月6日版
こちらは、映画『クロニクル(原題) / Chronicle』に出演したデイン・デハーン。 - Todd Williamson / WireImage / Getty Images

 ハリポタのダニエル・ラドクリフ主演のホラー映画を差し置いて、3人の無名俳優が主演を務めたSF映画『クロニクル(原題) / Chronicle』が全米ナンバーワンとなり注目を集めている。2,200万ドル(約17億6,000万円)をたたき出し、過去のスーパーボウル・サンデー興収ランキングで第4位という好成績を記録した本作は、普通の高校生男子3人がいきなりスーパー・ヒーロー的なパワーを手にしたことから巻き起こる物語。(1ドル80円計算)

 比較的低予算で製作され、「発見された謎のビデオ映像が語るストーリー」という呼び込みであることから、映画『パラノーマル・アクティビティ』シリーズの成功が引き合いに出されており、これからどのくらい興収を上げていくかに注目が集まっている。第2位は、ハリポタ・シリーズ完結以来初めての主演作となるダニエルの映画『ザ・ウーマン・イン・ブラック(原題) / The Woman in Black』で2,087万ドル(約16億6,960万円)。ハリーのマジックはまだ健在のようで、観に来ていた観客の59パーセントが女性客、57パーセントが25歳以下であったという調査結果が発表されている。

 第3位は、早くもトップから転落してしまったリーアム・ニーソンの映画『ザ・グレイ(原題) / The Grey』で930万ドル(約7億4,400万円)。第4位は、初登場映画『ビッグ・ミラクル(原題) / Big Miracle』の776万ドル(約6億2,080万円)。ドリュー・バリモア主演で、実話を基にクジラ親子の救出劇を描いた感動ストーリーは、フットボールに興味のない母娘タイプの観客でにぎわうであろうと予想されていたものの、配給スタジオが週末前に提出した日曜日の収益予報を9パーセント下回る結果になってしまった。第5位は、先週第2位から3ランク落ちの映画『アンダーワールド 覚醒』で550万ドル(約4億4,000万円)となった。

 来週のランキングに移るが、上位を狙える作品が何と4本も! 1本目は、ファン待望の3D再映となる映画『STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D』。映画『美女と野獣』3D版はイマイチだったものの、昨年公開された名作の3D映画『ライオン・キング/ディズニー デジタル3D』のように、3D版で公開されボックスオフィスのトップに2週連続で輝くなど、単なる旧作の3D版だからとあなどれない。2本目の新作も3D作品で映画『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』。『STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D』と客の奪い合いとなる可能性も考えられるが、3D上映で単価が高いだけにどこまで興収が伸びるかが見もの。

 3本目は、デンゼル・ワシントン、ライアン・レイノルズ共演の映画 『セーフ・ハウス(原題) / Safe House』で、デンゼルが悪役で2001年公開の映画『トレーニング デイ』をほうふつとさせる作品だ。最後は、映画『ザ・ヴァウ(原題) / The Vow』というラブストーリー。『きみに読む物語』で泣かせてくれたレイチェル・マクアダムスと、映画『親愛なるきみへ』のチャニング・テイタムがバレンタインデーを前に、ガッツリ泣かせてくれる。(文・ロス取材: 明美・トスト/Akemi Tosto)

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今年60歳のリーアム・ニーソンのアクション・アドベンチャー映画『ザ・グレイ』が全米ナンバーワン! -1月30日版

2012/01/31
今年60歳のリーアム・ニーソンのアクション・アドベンチャー映画『ザ・グレイ』が全米ナンバーワン! -1月30日版
映画『ザ・グレイ(原題) / The Grey』のロサンゼルスプレミアに出席したリーアム・ニーソン - Michael Tran / FilmMagic / Getty Images

 ここ数年、新アクション・ヒーロー的存在となっているリーアム・ニーソンの新作アクション・アドベンチャー映画『ザ・グレイ(原題) / The Grey』が1,967万ドル(約15億7,360万円)をたたき出し、全米ナンバーワン映画に輝いた。本作は、人里離れた雪山に不時着してしまった小型飛行機の生存者が、血に飢えたオオカミたちと生死のバトルを繰り広げながら何とかサバイブしなければならないというストーリー。このオオカミvs.リーアムたちというシンプルな構図が功を奏したのか、週末に公開された新作をけ散らしての第1位となっている。(1ドル80円計算)

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 第2位は、先週のトップから51.2パーセント落下した映画『アンダーワールド 覚醒』の1,235万ドル(約9億8,800万円)。公開から10日の総合収益は4,500万ドル(約36億円)となっている。代わって第3位は、キャサリン・ハイグルの新作ラブコメ映画『ワン・フォー・ザ・マネー(原題) / One For the Money』で1,152万ドル(約9億2,160万円)の興収。前評判は悪かったのだが、フタを開けてみたらトップ3にランクイン。年配女性に人気の小説シリーズを映画化したこの作品は観客も何と79パーセントが女性だったという統計結果が発表されている。

 興味深いのは、『ワン・フォー・ザ・マネー(原題) / One For the Money』のPR作戦である。割引クーポン・サイトのグルーポンと提携し登録メンバー中、約2,000万人に同作の割引鑑賞券売り出しのEメールを配信したのである。登録メンバーの85パーセントが女性であるといわれているグルーポンでは、マーケティング展開にちょうど良かったのかもしれない。だが配給によると、週末に本作を観に来ていた観客の11パーセントのみが割引鑑賞券の使用者だったということで、グルーポンの恩恵は収益中100万ドル(約8,000万円)ちょいだったようだ。

 第4位は、先週から2ランクダウンで映画『レッド・テイルズ(原題) / Red Tails』。44.8パーセント落ちて1,037万ドル(約8億2,960万円)の収益だった。トップ5の最後は映画『タイタンの戦い』以来、ヒット作から遠ざかっているサム・ワーシントンの新作サスペンス映画『マン・オン・ア・レッジ(原題) / Man on a Ledge』で800万ドル(約6億4,000万円)。観客調査によると、観に来ていたのは男女半々で全体の56パーセントは25歳以下だったという結果が出ている。アメリカ映画ファン批評サイトのシネマスコアによれば、B+の成績であることからひょっとするとこのまま次週もトップ5内にとどまる可能性も。

 今週末公開される上位狙いの新作は2本。一つ目は、ドリュー・バリモアお得意のホンワカ映画『ビッグ・ミラクル(原題) / Big Miracle』。アラスカでクジラの親子が氷に閉じ込められて動けなくなってしまい、そのままでは死んでしまうクジラたちを救おうとドリューのキャラを筆頭に、人々が力を合わせてクジラをレスキューしようとする感動の実話を基にした映画だ。ドリューとクジラの組み合わせ……これは売れそうな予感がする。

 二つ目は、ハリポタを終えたダニエル・ラドクリフ主演のホラー映画『ザ・ウーマン・イン・ブラック(原題) / The Woman in Black』。普段のホラー映画ファンに加え、これまでのハリポタ・ファンがダニエル主演の映画だからといって観に来てくれるかに、上位入りの命運がかかっている。最後に、新作で気になるのが20世紀フォックスの映画『クロニクル(原題) / Chronicle』という作品。 無名監督・無名俳優のSFスリラー作品で、映画『X-メン』と映画『8mm』を足して2で割ったような作品らしいのだが……公開後の評判に注目したい。(文・ロス取材: 明美・トスト/Akemi Tosto)

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ソダーバーグ監督新作はトップ5圏外!『アンダーワールド』最新作がナンバーワンに! -1月23日版

2012/01/24
ソダーバーグ監督新作はトップ5圏外!『アンダーワールド』最新作がナンバーワンに! -1月23日版
安定的な人気を誇っています! -映画『アンダーワールド 覚醒』より

 シリーズ4作目、およそ3年ぶりとなった映画『アンダーワールド』シリーズの新作映画『アンダーワールド 覚醒』が2,531万ドル(約20億2,480万円)をたたき出して全米トップの座についた。シリーズ初の3D上映となったこの作品は、週末の総合収益59パーセントが3D上映から、そして15パーセントがIMAX上映からで、特別上映の入場料が大きく貢献する結果となった。配給の観客統計によると55パーセントが男性客、そして60パーセントが25歳以上だったという結果が出ている。(1ドル80円計算)

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 今週第2位は、ジョージ・ルーカスが私財を投じて完成させた映画『レッド・テイルズ(原題) / Red Tails』。 第2次世界大戦中、人種差別にも負けず大活躍したアメリカ軍の黒人戦闘機隊(タスキーギ・エアメン)のストーリーだ。黒人兵士たちを扱った映画ということでハリウッドから理解を得ることができず資金集めが難航。構想から完成までに20年かかったといわれているこの作品は、結果的に関係者たちの予想をも大きく上回る1,878万(約15億240万円)の収益をあげ、1億ドル(約80億円)までの旅路はまだ長いものの、ルーカスの努力が何とか実りそうな気配である。

 第3位は、先週のトップから50.6パーセントも転落してしまった映画『コントラバンド(原題) / Contraband』で1,204万ドル(約9億6,320万円)。第4位は先週の第36位からランクインした話題作映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』で1,005万ドル(約8億400万円)。だが、上映館が先週の6館から2.630館に跳ね上がったことを考慮に入れれば、そこまでジャンプアップしたわけではなく、むしろスタジオにとっては残念な結果といってもいいかもしれない。そしてトップ5の最後を飾るのは、先週第2位から転落した映画『美女と野獣 ディズニーデジタル3D』。2週連続でトップに輝いた映画『ライオン・キング/ディズニー デジタル 3D』のようなパワーはなかったようだ。

 今週驚きだったのがマイケル・ダグラス、マイケル・ファスベンダー、ユアン・マクレガー、アントニオ・バンデラス、チャニング・テイタムという豪華キャスト出演のスティーヴン・ソダーバーグ監督の本格アクション映画『ヘイワイヤー(原題) / Haywire』が初登場にもかかわらずトップ5に食い込めなかったことである。女優としては無名なジナ・カラノが主人公のアクションものというのが売りにならなかったのか、アメリカの映画ファンの批評サイト、シネマスコアでもD+と何とも辛い点数がついている。

 次週はアカデミー賞候補発表後初めての週末となることから、ノミネーションの結果によっては圏外のアカデミー賞候補作品が浮上してくる可能性も十分にありえる。新作としては、最近ヒーロー的なキャラが多いリーアム・ニーソンの映画『ザ・グレイ(原題) / The Grey』がめぼしいところ。アラスカの油田で働く男たちの乗った小型機が雪山に墜落し、えさに飢えたオオカミたちに狙われるサバイバル・アクションである。この映画が上位に食い込むのはほぼ確実として、果たしてどんなアカデミー賞候補作品が浮上してくるだろうか。(文・ロス取材: 明美・トスト/Akemi Tosto)

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久しぶりのマーク・ウォールバーグ主演の新作が全米トップに! - 1月16日版

2012/01/17
久しぶりのマーク・ウォールバーグ主演の新作が全米トップに! - 1月16日版
「へへ~! ありがとうみんな!」 -マーク・ウォールバーグ - Theo Wargo / NBCUniversal / Getty Images

 ゴールデン・グローブ賞授賞式の発表と重なった週末ボックスオフィスは、マーク・ウォールバーグのサスペンス・アクション作品『コントラバンド(原題) / Contraband』 が2,450万ドル(約19億6,000万円)の収益を上げ、全米ナンバーワン映画となった。(1ドル80円計算)

【関連写真】今週第2位の映画『美女と野獣 ディズニーデジタル3D』場面写真

 映画『ディパーテッド』で、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、アカデミー賞の2部門で受賞した映画『ザ・ファイター』では主役を演じた後、ごぶさたモードのマークだったが、この映画がナンバーワンになったことで再び活気を取り戻した形となった。配給ユニバーサル映画の行った観客調査によると、作品を観に来ていた51パーセントが男性客で、全体の55パーセントが30歳以上だったという結果が発表されており、通常この手の映画が好きな観客年齢層よりもやや高めの客層となった。

 『ライオン・キング』を3Dで公開して大成功を収め、今度は『美女と野獣』の3D版を公開したディズニーだがデビュー週末において全米トップには届かず、1,775万ドル(約14億2,000万円)の収益で第2位に甘んじた。とはいうものの全体興収の97パーセントが3Dからの収益ということで、同作品の3D版公開はビジネス戦略として十分成功したといえる。

 第3位は、公開5週目に突入した映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で1,170万ドル(約9億3,600万円)となり、これで第1作目の興行収入の記録を破った。第4位は、クイーン・ラティファとカントリーミュージック界の大御所ドリー・パートンが初顔合わせとなった映画『ジョイフル・ノイズ(原題) / Joyful Noise』で1,126万ドル(約9億80万円)。歌あり笑いあり涙ありの作品で、当然のことながら観客は73パーセントが女性客で年齢層は65パーセントが35歳以上と、ドリーの出演が大きく貢献したとみられる。第5位は先週からツーランクダウンの映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』で861万ドル(約6億8,800万円)。現在までの総合興収は1億7,211万ドル(約137億6,880万円)となっている。

 次回のチャート予想だが、週末に公開される新作の中で、現在のトップ3の作品を脅かしそうな新作は1本のみ。マイケル・ダグラス、ユアン・マクレガー、アントニオ・バンデラス、そして今をときめくマイケル・ファスベンダーが出演するスティーヴン・ソダーバーグ監督のスパイ・アクション映画『ヘイワイヤー(原題) / Haywire』だ。ジナ・カラノという無名の女優が主役の秘密工作員を演じるからか、周りを固める豪華キャストの割にはメディアでの露出が弱く、それがボックスオフィスでどういった影響を及ぼすかが注目される。(文・ロス取材: 明美・トスト/Akemi Tosto)

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2012/01/12
真冬にブルルっ!新作ホラー映画が予想外の大ヒットでナンバーワン! -1月9日版
こちらは映画『ザ・デビル・インサイド(原題) / The Devil Inside』に出演しているフェルナンダ・アンドラーデ - Young Hollywood / FilmMagic / Getty Images

 大ヒット中のトム・クルーズ主演映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』をけ散らし、1月のデビュー週末興収記録において第3位という記録を打ち立て、映画『ザ・デビル・インサイド(原題) / The Devil Inside』が全米ナンバーワン映画となった。

【関連写真】今週第2位の映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』写真ギャラリー

 今週末のみで3,373万ドル(約26億9,840万円)という収益をたたき出したこの映画は、出演者たちは無名俳優たちばかり。おまけに低予算で製作されたもので、このヒットの度合いは関係者たちにとってうれしいサプライズとなった。(1ドル80円計算)

 代わって第2位は、4週目に入り32.5パーセント落下の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で1,987万ドル(約15億8,960万円)。とはいうもののこれまでに1億6,957万ドル(約135億6,560万円)の総合興収を上げ、この勢いで行くと今週中にはシリーズ第1弾映画『ミッション:インポッシブル』の最終総合興収である1億8,100万ドル(約144億8,000万円)を追い抜き、シリーズトップの興行収入を誇る2作目の映画『M:I-2』の2億1,541万ドル(約172億3,280万円)をも抜く勢いだ。

 今週の第3位は、先週より1ランクダウンで映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』で1,369万ドル(約10億9,520万円)。これまでに1億5,705万ドル(約125億6,400万円)の総合興収を上げたこのシリーズ第2弾は、当初第1作目の映画『シャーロック・ホームズ』の足元にも及ばないとうわさされていたが、そんな評価を一蹴(いっしゅう)している。

 第4位は、23.3パーセントと落下度が低かった映画『ドラゴン・タトゥーの女』で1,136万ドル(約9億880万円)。ダニエル・クレイグと渡り合う新人女優ルーニー・マーラに対するアカデミー賞のうわさもあり、これから映画賞シーズンに向けてチャート動向の気になる作品だ。

 第5位は、冬休み終了と共に42パーセントも降下した950万ドル(約7億6,000万円)の映画『アルビン・アンド・ザ・チップマンクス:チップレックト(原題) / Alvin and the Chipmunks: Chipwrecked』。先週水曜日に興行収入が1億ドルの大台に乗り、現在の総合収益は1億1,159万ドル(約89億2,720万円)となっている。

 新年2週目の全米ボックスオフィスは、『ミッション・インポッシブル:ゴースト・プロトコル』をはじめ先週に引き続いて快調に飛ばしている作品が多く、トップ12作品の興収を総合してみると去年の同時期と比べて28パーセントも上昇しており、ハリウッド映画業界にとっていいニュースである。

 さて次週のチャート予想だが、トップ5を狙う作品が2本ほど控えている。1本は新作ではないのだが3Dでお目見えする作品でかなりの強豪となりそうな、ディズニー・アニメ屈指の名作映画『美女と野獣 ディズニーデジタル3D』である。映画の中で、ベルと野獣の大広間での舞踏シーンや、お城の食器たちが踊るミュージカル・シーンなど3Dになったときの見どころが多いこの作品の3D化は、興行的にかなり賢い戦術と考えられ、老若男女の映画ファンが一般入場券よりも高い3D入場料を支払ってでも観に来る可能性が高い作品である。

 次回のチャート上位を狙う、もう1作品は主演マーク・ウォールバーグが映画『アンダーワールド』シリーズでおなじみのケイト・ベッキンセイルと共演するサスペンス新作映画『コントラバンド(原題) / Contraband』。麻薬王から弟の命を救おうと、パナマに出向き大量の偽札作りに関与することとなる兄をマークが演じる。果たして本作では、スターパワーを発揮して本作の看板を背負うことができるか注目だ。(文・ロス取材: 明美・トスト/Akemi Tosto)

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