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藤ヶ谷太輔、グループ活動に支障が出るソロ活動はしない!壮絶な撮影で気づき

藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔

 藤ヶ谷太輔Kis-My-Ft2)が、主演を務める映画『そして僕は途方に暮れる』(1月13日公開)でグループ活動に支障が出るほどの壮絶な撮影を振り返った。

【画像】藤ヶ谷太輔、クズ男を熱演!

 本作は、藤ヶ谷が主演を担い、『愛の渦』『娼年』などで知られる三浦大輔が作・演出を務めて2018年に上演された舞台の映画化となる作品。フリーター・菅原裕一(藤ヶ谷)が、ほんの些細なことから、恋人・里美(前田敦子)、親友・伸二(中尾明慶)、先輩・田村(毎熊克哉)や後輩・加藤(野村周平)、母・智子(原田美枝子)、姉・香(香里奈)、父・浩二(豊川悦司)とあらゆる人間関係を断ち切っていく逃避劇。舞台に続き、脚本・監督を三浦が担った。

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 主演舞台の映画化、約6年ぶりの映画出演となった藤ヶ谷。「また三浦さんとできるんだ! という喜びと、自分がどうなっていくんだろう? という怖さと面白さみたいなのがありました」と期待に胸を膨らませつつ、「でも、映画好きの方、三浦さんの作品が好きな方にも観ていただけるっていうプレッシャーがあるかもしれないです」と率直な思いを口にする。

 「映像となると一生残るので、それはすごく財産として嬉しいですし、自分の人生にも濃く刻まれるだろうなと。自分のファンの皆さんももちろんですけど、ジャニーズやKis-My-Ft2を知らない方にも、たくさんの方に観ていただいて、Kis-My-Ft2を知っていただけるきっかけになったらいいなと」と熱い思いを語る。

 撮影ではリハーサルも含めると100を超えるテイクを重ねることもあった三浦監督に藤ヶ谷は苦戦したそうで、「部屋のシーンで、『ただいま』と入って、親友としゃべって事件が起きて部屋を出るまでをずっと撮るんです。部屋を出ると、三浦さんが『カット、もう一回。最初の扉を開けるのはあと二間待ってくれる?』と。『え、最初に言わないんだ?』みたいな(笑)。で、次は二間遅くして最後までやって(部屋を)出て。『カット、もう一回。今の芝居だったら一間半だったな』と言われて。『ウワー! わかんねー』みたいな。それを永遠にやる感じでした」と振り返る。

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 「だから、初めてですかね、終わってからすぐライブがあったんですけど、本当にアイドル業に支障が出ました。それぐらい、上辺だけじゃないものを引き出してもらって、引きずり降ろされたんだなって。役としての悦びはありましたけど、でも一歩外に出てライブをやった時に、裕一が歌ってもしょうがないじゃないですか」と苦労を明かす。

 役に真摯に向き合った藤ヶ谷は心身共に追い詰められ、「迎えの時間15分を過ぎて初めてマネージャーさんがうちのインターホンを押したんです。その日はライブの振り付けがあったのですが、家で準備して、ソファーに座って過ぎていく時計をずっと見てたんです。めっちゃ怖くないですか(笑)? 三浦組やるとこうなります(笑)。そういう現場です。時計をただただ見るだけの人になっちゃう」と壮絶な撮影の裏話も飛び出す。

 そんな状態になり、周囲からは心配されなかったのだろうか。「その時のことはメンバーに聞いてないんですけど、声かけられないぐらいだったんじゃないですか。楽しくなかったんです。申し訳ない話なんですけど、(心と身体が)動かないから、なにやってんのかなって」と限界を迎えた。「でも、自分のキャパを知ることができたから、今の自分の基準として、グループ活動に支障が出るぐらいの量のソロ活動はしないと決めました。やってみないとわからなかったですけど、動ける状態をちゃんとキープしておかないと。よくやったと思いますよ」と達観した表情で笑う。

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 また、Kis-My-Ft2のメンバーは「舞台の時は、基本的にスケジュールが合えばみんな観てくれて」と明かし、「『そして僕は途方に暮れる』もそうですし、『めちゃめちゃ面白い』と楽屋でいろいろと話題になりました。なにより演じてるときの僕がすごい楽しそうだと。それはものすごい嬉しいですね。だから映画も観てもらえたら嬉しいです。なんだったらチケットを渡そうかなと思ってます。もう観に行かざるを得ない状況を(笑)。映画館で観るのがまたいいじゃないですか」と反応に期待を寄せる。

 そして、「いい影響をし合えてるグループだったら」と語る藤ヶ谷は、さまざまなジャンルで活躍するメンバーの姿を見て、「俺も怖がらずに挑戦してみようかな」と刺激を受けていると語っていた。(編集部・梅山富美子)

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