大野智主演『忍びの国』今夜21日放送!
2017年に公開された大野智主演のアクション映画『忍びの国』が、21日よる7時から全国無料放送のBS12トゥエルビで放送される。
本作は、「のぼうの城」「村上海賊の娘」などの作家・和田竜の小説を大野智主演で映画化。戦国時代を舞台に、大野演じる伊賀忍者最強とされる男・無門が、織田信長の息子・信雄の軍勢と伊賀の国との戦いに身を投じる。
無門の妻・お国に石原さとみ、故郷の伊賀を裏切る忍び・下山平兵衛に鈴木亮平、信長の息子・信雄に知念侑李がふんするほか、マキタスポーツ、平祐奈、満島真之介、でんでん、きたろう、立川談春、國村隼、伊勢谷友介らが出演。ナレーションは山崎努(※「崎」は「たつさき」が正式表記)。監督を、『ゴールデンスランバー』や『殿、利息でござる!』、大野主演の『映画 怪物くん』などの中村義洋が務めた。
時は戦国。織田信長は諸国を次々と滅ぼし、勢力を拡大していた。次に狙う伊勢・北畠家には次男の信雄を送り、日置大膳(伊勢谷)、長野左京亮(マキタ)らの重臣ともども、支配下におくことに成功。今や織田家の天下統一は目前だったが、その信長でさえ攻め入らなかった国がひとつだけあった。それは伊勢の隣国・伊賀。伊賀に棲むのは人を人とも思わぬ人でなしの忍者衆で、“虎狼の族(ころうのやから)”と呼ばれて恐れられていた。そんな忍者のひとりである無門は、“どんな堅牢な門でも彼の前では意味をなさない”と形容されるほどの凄腕の持ち主だが普段は無類の怠け者で、女房のお国の尻に敷かれる毎日を送っていた。
大野が過酷なアクションシーンをこなし、凄腕だがつかめない忍者を軽やかに好演。興行収入25.1億円の大ヒットを記録した(数字は日本映画製作者連盟調べ)。(編集部・石井百合子)